「もんじゅ」の落下装置
 引き抜き 年明け


 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で8月、燃料交換に使った「炉内中継装置」が撤去作業中に落下した問題で、日本原子力研究開発機構は16日、引き抜き作業は来年1月ごろからになると発表しました。来年度前半に予定していた出力40%での運転と発電試験は同年度後半、本格運転は2012年度から13年度にそれぞれ半年遅らせるとしています。
 もんじゅは1995年に冷却剤のナトリウム漏れ・火災事故を起こした後、今年5月に運転を再開。炉心確認試験と燃料交換を行いました。しかし、8月26日に長いパイプ状の炉内中継装置(長さ12メートル、重さ3.3トン)を原子炉容器からつり上げて引き抜く途中、かぎつめ状のつり上げ装置の異常で約2メートル落下。変形して抜けなくなりました。
 原子力機構は炉内中継装置の外側の筒ごと引き抜くしかないと判断。専用器具や仮説装置の準備、周囲の配管撤去に数カ月かかる見込みとなったといいます。
 この発表に先立ち、福井県の西川一誠知事が(略)炉内中継装置の落下トラブルと復旧作業の長期化が「県民に新たな不安を与えている」として、安全確保を改めて要請しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.17.)


>炉内中継装置の外側の筒ごと引き抜く
>専用器具や仮説装置の準備、周囲の配管撤去に数カ月かかる見込み
>それぞれ半年遅らせる

 その間の、無駄に支出される人件費とか修理費用とか……

 も、みなさんが払う「電力料金」に、チャッカリ「上乗せ」されて、徴収されてるんですから……

 ね……? (==#)

 玄海原発放射能漏れ
 住民ら安全対策要請

 佐賀県の玄海原発対策住民会議(略)や玄海原発プルサーマル裁判の会(略)など29団体は15、16の両日、九州電力の玄海原発3号機で発生した放射能漏れ事故の徹底調査と情報公開、安全の確保を九州電力や佐賀県など関係各機関に申し入れました。
 使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを含む燃料を一般の商業用原発(軽水炉)で燃やすプルサーマル発電をしていた玄海原発3号機で10日、1次冷却材(冷却水)中のヨウ素濃度測定値が通常値の約4倍に上昇。九電は翌11日未明に発電を停止し、12月に予定していた定期点検を前倒しし、すべての燃料集合体を調査すると発表しました。
 16日、玄海町役場を訪ねた人たちは、原和弘副町長らに対し要請文を手渡しました。メンバーの一人は、「九電に申し入れたが、『上司に伝える』という対応だった。町として九電に事故原因を究明し、住民に説明するよう求め、住民の安全を確保してほしい。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.17.)



コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年12月17日12:01

 ……しまった……☆
「イラクの民生用核開発を許可」の記事と、
「北朝鮮の濃縮ウラン施設視察」の記事が、
 どっかへいってしまった……☆★
 (--;)

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