きょう相談されたら、きょうから住める場所やふとんなどを提供できる“システム”ができればいいですよね。生活保護の申請をしても、1カ月くらいかかりますからね。
2010年10月16日 【 反 ★ 貧困 ! ! 】 そんなわけで今日もすでに時間がないので、
「反★貧困」情報だけで終わりかな?
(^^;)
「反★貧困」情報だけで終わりかな?
(^^;)
反貧困大集会を
ネットで生中継
貧困問題の解決をめざす「反貧困世直し大集会」が16日、6時間の生中継でインターネット放送されます(午前11時~午後5時)。
会場の東京・明治公園から、「住まい」「女性」など各分科会の模様を動画で配信。午後1時40分からの「反貧困本音トーク」では、視聴者からツイッターやメールで質問・意見を受け付けます。
http://www.ustream.tv/channel/hanhinkon
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.10.16.)
年輪力
困りごと相談に乗る(略)さん
千葉・松戸市 77歳
住む家提供するシステムを
「きょう相談されたら、きょうから住める場所やふとんなどを提供できる“システム”ができればいいですよね。生活保護の申請をしても、保護費が支給されるまで1カ月くらいかかりますからね」
こう言うのは、千葉県柏市の日本共産党の日下みや子市議らが行っている「生活相談」に協力している(略)さん(77)です。同市内で不動産業者に依頼して、そんな“システム”づくりに奔走しました。
「その不動産業者の方は昔流にいうと、面倒見のよい“おせっかいおばさん”。私とは20年くらいのつきあいがある方です」
去年の夏から始め、これまで30~40人くらいに住む家を紹介できました。日下市議は「(略)さんのネットワークづくりを頼りにしています。ボランティアでとても一生懸命なかたです」と話します。(略)さんは「会社から解雇されて寮を追い出されたなど30歳代、40歳代の方が多いですね。長い間ホームレス生活をされてきた人や病気の人もいました」と話します。
(略)さんは、東京都や埼玉県、神奈川県、千葉県で困りごとの相談に乗るNPO法人「支援センターたすけ愛クラスター」の監事をしています。5年ほど前に設立しました。「クラスターは、ブドウの房のようにたくさんの人が集まって、粒がたくさんの大きな房になるという思いで名付けました。会員の多くは、自分自身が苦労した人です」
“自宅の競売を阻止します”という巧妙新手の詐欺被害、詐欺師にだまされ自宅・土地を盗(と)られそうになった人たちの相談に尽力。法律事務所や税務署、警察署、市役所などにつないできました。「問題を抱えた人は、一つだけということはまずない。三つも四つも問題を抱えています」と、(略)さんはいいます。
(略)さん自体、波瀾万丈の人生です。子ども時代は役人だった父親の勤務地を転々としました。国家公務員などの職業に就いた後、1960年代半ばに柏市で折り込み広告会社を開業。しかし、資金繰りがいきづまり、「バブル崩壊」直後に会社が倒産します。1995年のことでした。
「年商二十数億の会社を潰した男です。先祖からの自宅、土地全部が競売にかけられました。しかし、昔からつきあってきた友人が住む場所や引っ越し代を出してくれました。人のあたたかさや、ちょっとした親切がどれだけのものか、初めてわかりました」
千葉県の(略)公団住宅で、妻と2人暮らし。「年金生活です。NPO法人の活動は、お金もらってやっているわけでもないし、持ち出しも多いけど、妻は『それがあなたの生きがいでしょ』と言ってくれます。心置きなくやらせてもらっています」
(中東久直)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.10.16.)
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