(2010.10.12.入力)
 今度は「職員不足」でつながりまして……
 学校はいま 第5部
 続・先生が大変だ! ⑧

 新学年 担任がいない?

 新学年が始まったのに子どもたちの担任の先生がいない-。今年4月、大阪府内でこんな異常な事態が起きていました。
 正規教員の採用数を減らし、正規教員を配置すべきところに非正規教員を配置する動きが全国的に広がっています。その結果、学級増や病休に対応する講師が足りなくなっているのです。


>定数内講師
 学級担任や教科指導など正規教員と同じ仕事を担いながら、1年限りの任期で臨時的に採用される非正規教員のこと。


 原因はどこに?

 「最大の原因は、国の責任を地方に転嫁する地方分権と構造改革路線です」(略)
 2004年、小泉政権は義務教育費国庫負担制度を改悪し「総額裁量制」を導入。各県が教職員の給与と教職員数を自由に決められるようになり、正規職員を1人雇う給与で非正規職員を2人、3人と雇う流れが広がりました。06年には義務教育費国庫負担率を2分の1から3分の1に引き下げたため、各県は非正規教員を多用するようになりました。
 大阪府もその一つです。今年度、小・中・高校・特別支援学校の正規職員の採用は2636人、定数内講師は4210人と正規教員の1.6倍です。(略)

 *2クラス増加になったが講師が決まらず、4月12日配置となり、入学式や始業式などは管理職と専科の教員で対応。年度初めに、担任や担当を発表することができなかった。

 *1年生の担任は講師の予定だったが、本人の辞令は4月8日付。入学式は7日なので、教育活動に支障が出た。
 管理職や専科教員が実質担任と同様の役割を担っている学校もあります。「それでも対応し切れなかったら自習にするしかない。子どもたちの学びが保障できません」(略)

 中学校では数学や理科の教科教員が足りず、他教科の教員が授業することも珍しくありません。70代の元教員に理科講師として来てもらう、という苦肉の策を講じた学校もありました。


 橋下府政が助長

 大阪府にはまた、教員が不足する特別な事情があります。「橋下知事が教育に強権的に介入したり、他県に比べ低い賃金をさらに引き下げようとしたりしているので、教員がますます集まらなくなる」(略)
 大教組は7月末、府教委交渉を実施。定数内講師を減らすこととともに、新規採用増の年次計画を策定するよう府教委に求めました。これに対し府教委は、年次計画の策定に向けたとりくみや検証を開始すると答えています。
(略)「『教育日本一』『学力向上』などと言いながら、子どもたちから教育を受ける権利を奪っている。早急に改善すべきです」

(つづく)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 200.10.10.)


>正規教員の採用数を減らし、正規教員を配置すべきところに非正規教員を配置する動き

 久しぶりな気もするけど……

 しつこく問うよ?

 誰ですか?

 公務員の数を減らせ!

 とか、言っちゃってる、大ばか迷惑野郎は……????

 ★ o(==#)o ★


>06年には義務教育費国庫負担率を2分の1から3分の1に引き下げたため、各県は非正規教員を多用するようになりました。

 ……誰が悪いのか、何が問題なのか、あなたの、税金の使い道は、本当にコレでいいのか……??

 よく、考えて。よく、考えて……!!!!

 o(><;)o””””””””


>「橋下知事が教育に強権的に介入したり、他県に比べ低い賃金をさらに引き下げようとしたり
>「『教育日本一』『学力向上』などと言いながら、子どもたちから教育を受ける権利を奪っている。

 選挙のとき(だけ)都合の良い、耳障りのいいセリフを並べ立てて……
 当選したら最後、市民の声なんか聞きゃしない好き勝手な独裁暴政……

 (==;) でもね。

 一番、悪いのは、ソレに投票しちゃった、

 無思慮なアナタ……




 だからね……? (--;)h

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