そんなわけで午後1時半を過ぎるころまで自宅のPCの前でウダウダやってて、「これではだめだ!」……と一念発起。(開き直る、とか、ヤケになる。とも言う……(--;)……)105円で500gの底値のパスタをひとつかみ、いや3掴みほど茹でて海塩と自家製無農薬バジルのみの簡易(すぎる★)昼食?をとりあえず胃の中に放り込んで、ざくざくと洗顔・歯磨き・髪とかしと着替えだけして、お茶の用意すらせずに自宅を出奔。駅前の百均で105円のお気に入りのおやつと105円900mlのペットボトルの(こら★)スポーツドリンクを購入。そのまま駅直行。車中の人となり、鉄路を一路、実に実に超・久しぶりの、夏のあいだ、不遇な財布の残高を数えながら涙を呑んで諦めていた高尾山へ……(今だって貧乏だし無駄遣いのできる状況ではないんだけど、前後のことなんか今日だけは知ったことか!てな内心内情的イキオイで。)

 北野駅乗り換え。このへんからだんだん「人心地」がしてくる……

 (^^;)......

 午後2時30分過ぎ、高尾山口駅到着。リフトの山下駅でトイレを借りて、足首の柔軟体操をして、午後2時45分ちょうどから、いざ、出発!!


 お気に入りの「いつもの」6号路を、歩き始めたとたんに……


 やはり、空気が日野とはちがう……!(^^;)!……



 と、のんびりのんびり、「ふだんの」倍とはいわないが、1.5倍くらいのゆっくりペースで歩いて歩いて、超!ひさしぶり~!! と、道沿いの植物や岩や水流や小鳥に挨拶しながら、予想(予定)より30分以上遅い4時ちょっと過ぎに山頂到着。ちょっと休憩して、すでに暗くなりかけていたので、スタンプラリーのハンコを押しがてら、ふだんは使わない一号路経由で下山開始……。

 この間(登頂開始~下山開始)に、3組、計7人様の「道迷い未遂犯」(犯?)を、補導というか捕捉というか、キャッチアンドリリース?……。

 まぁとにかく、イキナリ思いついての予定外の山行だったわけですが。

 私が「いつも」通るのは、めったに他の人が歩かない時間帯の、めったに他の人が通らないルート選択の、めったに他の人が向かわない方向(逆送ルート)へ……で。
 しかも「丁度たまたまそこへ」日本語が通じないインドまたはインドネシア系のご家族3人連れが、「なぜここへ迷い込む……?」という、ちょっと危険なポイント(時刻は日没寸前)へまっすぐ直進していて、しかも目的地はと(英語で)聞けば、「station」だと言う。(--;)

 「たまたま」ルートに詳しい、「たまたま」その時間に(めったに人が通らない場所なのに)居合わせた、「たまたま」英語がけっこう喋れて、「たまたま」迷いそうとか困っている人とかを見かけたら、とりあえず必ず声をかけてみる超おせっかいな性格の……

 私がそこに居合わせなかったら、日没後に真っ暗ななかで心細く遭難して山の中で夜明かし?するハメになったり、無理に歩こうとして崖から落っこちて怪我したり、するかもしれなかった……

 人たちを、茶色3人、白いの2人、黄色い日本人カップル2名様、まとめて通りすがりに「救助(?)」活動させてくださって、どうもありがとう、神様……(高尾山だから、飯縄大権現様?)




 てなことで。

 子どもが道に迷ったら「迷子」と呼ばれるけれども、大人の場合はマイオトナという名称ではなくて「道迷い」という現象名で表現される。

 他人の道迷い未遂を見捨てておけずにせっせと拾って声かけて方向修正させてあげた、そのご褒美なのかなぁと勝手に解釈するのですが。

 私の、私自身が、「生きかた(方向)の道迷い」に陥っていた……

 と、

 気づかせて、いただきました♪ (^^;)””””


 なにがって……。下山後の話……



 理性と常識の声に従えば、明るい(はずだった。経費節減のためか、街灯が消されてた……☆)一号路をまっすぐ降りて、高尾山口に戻るのが、当然ベストな安全圏なんだけど。

 途中、誘惑に負けて(^^;)見晴台から左折。どんどん真っ暗になっていくなか、かなり危ない(^^;)けど、実はスリルとサスペンスが大好きな、「懐中電灯なしの宵山歩き!」に飛び込んで、がしがし20分くらい、真っ暗な中をガランフな勢いで駆け下りて……

 JRの高尾駅(北口側)へ。




 そこで……ね♪

(以下ちょっと公表しても大丈夫な話か考えるので、しばらくのあいだ猫……。)

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