ヘソ出し女のCM会社からは多大な袖の下をとって鼻の下を伸ばしているヘソ下三寸男だらけなのが役人社怪、橋ノ下〈腐痴爺〉みたいな下郎だらけなのが、〈政治業怪〉。

 文化には、興味も関心もないようです……
 (==#)
 センチュリー交響楽団の再出発

 大阪府の財政難で補助金がカットされることになった大阪センチュリー交響楽団が、来年度から公益財団法人に移行し、名称も「日本センチュリー交響楽団」として再出発することになるという。
 このニュースに接したとき、すぐに思い浮かんだのは、「大企業トップ役員への減税、一人あたり1900万円」という「赤旗」7月5日の記事だった。
 同記事によると、大企業のトップ役員が受けた減税額は、昨年度だけで合計約。約9億円という報酬を受け取っていた日産のゴーン社長の推定減税額は1億2291万円、ソニーのストリンガー会長は1億1357万円という。
 いっぽう、センチュリー響への補助金は、文化芸術活動を切り捨てる橋下知事の「財政再建」のあおりを受けて、08年度の三億九千万円から09、10年度には一億一千万円に減少している。
 ゴーン氏などの減税額がオーケストラの補助金とほぼ同額という現実は異常というしかない。いま日本のオーケストラはどこも厳しい財政難に見舞われている。危機打開のためには、補助金増額だけでなく、高額所得者に応分の負担を求めるとともに、個人寄付金の税控除を大幅に拡充するなど、不公平税制を正すことが急務だろう。

( 音召 )
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.09.28.)


>08年度の三億九千万円から09、10年度には一億一千万円に減少している。

 単純換算すると、
 月収40万円だった子持ち妻持ち家と楽器(高い!)のローン持ちの
 楽団員の給料が、次の年からイキナリ
 月収10万円に減らされる。ということだよね……(==+)★

 それ、人間の、やること??

 CBCが「旅する夫婦」制作
 脚本 市川森一さん語る

(略)名古屋のCBC放送創立60周年記念制作番組です。(略)主題は「熟年夫婦の漠然とした不安」といいます。「きょうは何とかやっているけれども、いつ、『がんですよ』といわれるかわからない。それでも希望を捨てずに生き続けていくには、ひとりでは無理。やっぱり夫婦で手を握り合っていくことが大事だとの呼びかけです」
 はっきりとした題材ではなく「漠然とした不安」を描くこと自体、ひとつの挑戦でした。(略)


 作家性の自覚を

「1行のせりふにしろ、話の運びにしろ、人のやっていないことをやろうと。一作一作、新しい発見をしたい。それが前進だし、プロと素人の違いです」
 発見を続けて40年余。既成の価値観で脚本を読むテレビ局側とのたたかいを作品群にきざんできました。「日曜劇場」しかり、「大河ドラマ」しかり。作家性はたたかうことで勝ち取るものだというのが信条です。
 「出始めのころは、各紙の朝刊に自分の作品の批評が載るか載らないかが、視聴率より大事なことでした。ほめられたりけなされたりする中で、作家性を自覚するようになり、育てられました。今、そういう風土は全滅しています。作家性が育つはずがない」。ドラマ界に向けられる視線は厳しい。
 厳しさは政権党にも向けられます。「アジアドラマ作家カンファレンスに参加して思うのは、国家の文化行政への意識は日本が一番低いということです。民主党はあんまり文化という言葉を使いませんね。あたかも無駄や道楽であるかのような意識で見ているのではないか。共産党などの方が文化のことを大事にしてくれていると思います」。
 6月から日本放送作家協会会長。発言には、重みがあります。

(田村三香子)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.09.28.)


>「きょうは何とかやっているけれども、いつ、『がんですよ』といわれるかわからない。
>はっきりとした題材ではなく「漠然とした不安」

 ……ついでにこれも参照しておいてね……。
 http://85358.diarynote.jp/201009280039105513

 潮流

 満身創痍で地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルなどの展示が各地で続いています。(略)
 世界初の仕事に数々挑戦し、帰路のエンジンが故障するなどの絶体絶命のピンチは一度や二度ではありません。そのたびに奇跡的に乗り越えてきた「はやぶさ」は、さながら映画のヒーローです。初めて宇宙に目を向けた人が全国的な規模で生まれたそうです。(略)
 そして、「名優」を生みだした若い研究者たちへの期待と信頼を語ります。「運用室の若者を見ながら、私は確かに今、このグループが新しい時代を拓きつつあることを感じました」と。
 来年度予算の概算要求の優先度判定を行うにあたって、若手研究者と文科相とが今月、意見交換しています。そこでは、「はやぶさ」のカメラのチームリーダーが今は無職など、厳しい雇用状況にあることなどが報じられています。
 新しいことに挑戦する若者を応援しない国に未来はありません。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.09.28.)



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