独連立政権
 原発の稼働延長
 野党・環境団体は反発

 ドイツのメルケル政権与党であるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と自由民主党(FDP)は5日、原発の稼働期間を大幅に延長することで合意しました。ドイツには現在、17基の原発がありますが、建造が古い7基は8年、比較的新しい10基については14年、稼働期間を延長します。
 今回の稼働延期に対しては、シュレーダー政権当時の2001年に22年までの原発全面廃止を決めた社会民主党(SPD)、90年連合・緑の党が激しく反発。環境団体が反対運動を繰り広げています。
 メルケル政権は、エネルギー政策では、風力発電などの再生可能な自然エネルギーの利用を掲げています。原発稼働期間延長は原発依存路線への復帰ではなく、再生利用可能エネルギーの供給が十分にいきわたるまでの限定的なものとしています。
 これに対し、環境団体などは近年、建造が古くなっている原発の事故が相次いでいると批判。一刻も早い原発廃止を求めています。(略)
 一方で、メルケル政権は原発を運営する電力会社に対し、稼働延長に伴う収入増に対応するとして、新たに「核燃料税」を創設し、年に2億~3億ユーロ(1ユーロ=約109円)の負担を求めることも決めています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.09.07.)


 ……う~ん……★(--;)★(コメント保留★)

 米原潜入港
 市民団体ら抗議
 横須賀

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地にバージニア級攻撃型原子力潜水艦「ハワイ」が入港(3日)した問題で6日、県と市の原水協など市民団体の10人が同基地前で抗議行動をおこないました。
 米海軍横須賀基地司令官あてに「原潜『ハワイ』が入港したことは米海軍横須賀基地の機能強化を如実に示すもので、横須賀が原子力基地化されている」と批判し、ただちに出て行くことを求める抗議文を手渡しました。
 横須賀市への要請行動では、担当者に「原潜ハワイの入港により市民の間で基地機能強化につながるのではないか、核兵器が持ち込まれているのではないか、と不安が広がっている」と訴え、市民の不安解消につとめ、平和都市宣言にのっとり非核三原則を厳守するよう市の対応をもとめる要請書を吉田雄人市長あてに提出しました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.09.07.)



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