データでみる政党助成金
 いまこそ撤廃を ④

 CMなど使い放題

 政党助成金は国民の税金にもかかわらず、「使途について制限してはならない」(政党助成法第4条)とされ、規制を受けず当局に調査権限もありません。しかも、1件5万円以上の支出には金額や支払先などの報告が必要ですが、人件費と光熱水費名目の支出は総額だけですむため、詳細が見えません。
 グラフ(略)は、民主、自民、公明など政党助成金を受け取ってきた政党の支出総額を各年で見たものです(公表は2008年まで)。衆院選など大型選挙のない年には支出を抑え、選挙になったらテレビCMなどメディア広告に湯水のように政党助成金を注ぎ込む手法が常態化しています。政党助成金支出が過去最大となった07年の参院選で民主党は、テレビCMの制作・放映料に約50億円を充てたのをはじめ、広告料として広告代理店に約90億円支払いました。
 08年支出でみると民主党は、選挙関係費、宣伝事業費、購読料を取るはずの機関紙誌の発行経費まで100%助成金を充当。自民党も人件費の91%、備品消耗品費の94%、機関紙誌発行経費の87%、宣伝事業費の99%を政党助成金で支出しています。(略)
 過去、「会議費」名目での高級料亭などでの飲み食い、租税・保険料支払い、供託金没収費用、買収資金の穴埋めなど、政党助成金が野放図に使われ、腐敗事件も生まれました。
 政党助成金はただちに撤廃すべきです。

(おわり)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.08.22.)


>テレビCMの制作・放映料に約50億円を充てたのをはじめ、広告料として広告代理店に約90億円

 つまり、皆さんは、自分が払った税金で、自分が騙されている。……ということに、気がついていないわけです……★

 ★(==;)★

 そういうやつらを「バカ」と言わずに、なんと呼ぶ……????


>「会議費」名目での高級料亭などでの飲み食い、租税・保険料支払い、供託金没収費用、買収資金の穴埋めなど

 そんなタワケタ目的に浪費させるくらいだったら、「貧困対策」のほうに、予算を転換させようよ……!!


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