熱中症で20代男性死亡
東京区内
東京都23区内に住む20代の男性が自宅で、熱中症で死亡していたことが19日、都監察医務院への取材で分かりました。
20代の死亡は23区内では今年初めてで、同院は「熱中症に年齢は関係ない。若い人でも亡くなる可能性はある」として注意を呼び掛けています。
同院によると、17日は4人、18日は7人が熱中症で死亡しており、梅雨明け後の先月17日から今月18日の死者は111人に上りました。このうち、107人が屋内で亡くなっていました。
20代の男性は1人暮らしで、自宅で死亡しているのを親族が発見。エアコンは設置されていましたが、作動しない状態でした。18日、熱中症が死因と特定しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.08.20.)
亡くなったかたと遺族のかたがたにはお悔やみを申し上げるしかないが、もうこうなると、私の一番の関心事は、「監察医務院の検死担当者の方々が、過労で倒れないのか?」なんである……★
もうみなさん、殺したいほど憎い!とかいう相手がいるなら、検死官が過労で注意散漫になっているであろう、今がチャンス? かもしれないですよ……
『熱中症殺人事件』
……推理分野は仕掛け(トリックとか)を考えるのが苦手なんですが、コレなら一本、ラクに書けちゃいそうだなぁ。
「憎い相手をいかに熱中症に見せかけて(熱中症に絶対なる!という状況下に意図的に巧妙に追い込んで)殺してしまうか」…… の、心理どろどろサスペンス・スリラー仕立て……
(--;)” 暑苦しくて、読む人がいないわね……★★
じゃぁ、これはどうだ。
リュック青年
食いつなぐ旅
静岡・磐田市(略)(左官 68歳)
ビラ配りの時、転んでしまった。通りがかりの青年が散らばったビラを集めてくれた。リュックを背負った姿からピンとくるものがあり聞いてみる。すると四国の方まで行くつもりだと言う。ちょっと休んでいかんかと神社に入り腰をおろす。
彼は中学を出ていくつもの飲食関係で働いてきた。店長までまかされたが、店舗整理のためと仕事も住む所も失う。彼女もいたが別れる羽目に。子どものころの強い思い出のある四国に行こうと歩き出した。
政治、社会への関心はとたずねてみた。今まで選挙に行ったことがない。住所も不安定だったので住民票は移してない。不安定労働がわが身のことと気がついた。共産党には特別関心はなかったがと言いつつ、派遣問題、貧困と格差、学歴社会、特に若者の中での心の問題が大きくのしかかっている今をいろいろ語り合った。
所持金もわずか。お金と食になることならなんでもやって四国まで必ず行く。そしてかならず “何か” をつかみたいと決意を語ってくれた。
32歳の青年だった。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.08.20.)
>住所も不安定だったので住民票は移してない。
こういう人がそのまま放置されると、100年後に、「行方不明の百歳超」者リストにランクイン……☆(--;)★
>所持金もわずか。お金と食になることならなんでもやって四国まで必ず行く。
だれかコレでロードムービーを一本撮って、彼に原作料を払ってあげてくれないか……。
>32歳の青年だった。
私が若かった頃(20年前)、32歳というのは立派に「中年の仲間入り」世代だった、はずなのだが……☆????
ひとりぼっちにしないで!
子どもたちの声 国連に届けて
国連子どもの権利委員会は6月、「孤独」に苦しむ日本の子どもの実態を指摘し対応を勧告する最終所見を発表しました。日本の子どもたち8人はジュネーブの審査会場に出向き、国連の委員たちに実態や願いを直接伝え、最終所見に反映されました。その響き合いは続いています。
「聞いてくれた」涙した子
プロジェクト代表(略)さんの報告
国連子どもの権利委員会のロタール・クラッグマンさんを迎えた集い(略)が開かれました。
本音出すまで
国連で発言したひとりで、「子どもの声を国連に届けるプロジェクト」代表の(略)さん(20)は、国連で発言するまでの経過と、何を訴えたかを報告しました。
発言した8人は、東北、関東、関西など、もともとは顔も知らない同士。本音を出すこと自体に時間がかかりました。2年以上かけて自分のかかえている悩みや苦しみを出し合い、いじめや体罰、受験制度、親子関係など、おのおのが国連で発言したいテーマを決めました。
次は「おとなたちに、このつらい現状を、どうしてほしいと提案するのか」です。これも長い時間をかけて話し合いました。いじめっ子がいなくなれば幸せなのか。受験がなくなれば問題が解決するのか。どこかに子どもの悩みを聞く場所を作ればいいのか…。
「悩みを共有」
違った悩みをもつ8人が、最終的に行き着いた結論は “ひとりぼっちにしないで” でした。
それはどういう意味なのか。「私たちは常に孤独の中で苦しんでいる。悩みや苦しみを人に悟られないように演技して生きていくか、自分の殻に閉じこもり心を閉ざしていくしかない」。どちらを選んでも、ひとりぼっちになるだけです。
声を出せなくされている子どもたちが求めていたのは、「苦しみかけている子どもの身近にいて、子どもが “苦しいよ” と投げたボールを、真しに受け取って “そうなのね” と返してくれるおとなとの関係性」でした。
子どもたちは国連で発言しました。聞いてくれた委員が「あなたたちの悩みを共有できた。ありがとう」と述べた瞬間、「自分の話に耳を傾けてもらえた」と感動し泣き出した子もいました。(略)
「日本のおとなの人たちに、身近な子どもたちがこういうことを考えていると気づいてもらえたら幸いです」
政府への注文
クラッブマン委員は、講演の最初に「子どもの意見表明を委員会はとても大切にしています」と言及。「日本政府は、日本の子どもが尊重されず、孤独になっているということを認識し施策を見直してほしい」と結びました。
〈国連最終所見から〉
孤独の背景に競争・貧困
・「驚くべき数の子どもが情緒的幸福度の低さを訴えている」「その決定要因が子どもと親、および子どもと教師との間の関係の貧困さにある」
・「(親子関係の崩壊とその否定的影響という)これらの問題は、老人介護と子どもの養育の狭間での葛藤(かっとう)、ならびに、学校における競争、仕事と家庭生活の非両立性、および、特にひとり親家庭を直撃している貧困などの要因に起因する可能性がある」
(畑野孝明)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.08.20.)
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