(2010.07.09.未明入力)
 山手線・恵比寿駅
 JR在来線初 ホームドア設置
 視覚障害者 「改善点も」

 JR山手線の恵比寿駅で26日、ホームからの転落や電車との接触を防ぐホームドアの使用が始まりました。JRグループの在来線で、ホームドアが設置されたのは初めて。8月に設置予定の目黒駅とともに問題点などが検証され、2017年をめどに山手線全29駅で整備される見通し。
 恵比寿駅のホームドアは高さ約1.3メートル、開口部は約2メートル。車両ドアに連動して開閉されます。7・10号車部分には設置されず、ホームで4カ所、空白がある状態です。両車両を順次、6扉から4扉に変更後、ホームドアを設置する予定。
 ホームドアの未設置部分があると、転落の危険が増すとして、日本共産党全都視覚障害者後援会は22日、事故防止に万全を尽くすようJR東日本東京支社に要請しています。
 この問題で、全日本視覚障害者協議会の(略)総務局長は「恵比寿駅に行ってみたが、落ちる危険性がある。ホームに職員を配置して障害者を案内してほしい。未設置部分があることを周知してほしい。ホームドアに設置された点字表示の位置が低すぎてわからないことや、開閉音が小さく聞きづらいことなど改善点は多々ある」と話しています。
 安全確保のためのホームドア、可動式柵の普及について、日本共産党は、障害者団体とともに鉄道駅を調査し、国会で追及してきました。今回の参院選でも政策に掲げています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.27.)



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