「 命どぅ 宝 」
2010年6月29日 チベット有問題 !⇔ 国際 【 被曝 + コロナ 】関連 コメント (1)朝の風
「日本軍のしたこと」を忘れない
今年も沖縄「慰霊の日」が過ぎた。おりから国立歴史民俗博物館(佐倉市)が「現代」を展示中だが、沖縄の「集団自決」について日本軍の強制あるいは関与にふれなかったことへの疑義が出ている。館では「検討中」とのことだが、歴史を記憶すべき場で事実を忘れさせるようなことがあってはなるまい。
戦時中、日本軍は他国の住民に対しても虐殺行為をおこなった。「軟禁虐殺」は知られているが、1944年6月を中心に起こったインドネシアの住民虐殺事件を、日本人は記憶しているだろうか。当時ボルネオと呼ばれたカリマンタン島ポンティアナックで、占領中の日本海軍が「住民の反日陰謀」があったとして、地域の王族や郵便局長、医師などを家族もろとも虐殺した事件である。軍刀による斬首(ざんしゅ)も含めその数は2千とも2万ともいわれ定かではない。分かっているのは「戦闘時の混乱」などではなく、「平穏な」町で起こった惨劇だということだ。
処刑の現場となったポンティアナック郊外のマンドールには日本軍の蛮行を描いたレリーフと慰霊塔が立っていて、毎年6月28日には慰霊式典があるという。現地では「日本を恨まないが忘れないで」と語っているそうだ。
「戦争を忘れない」ことが平和への約束なのだと痛感した。
(左)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.06.29.)
発言2010
報道写真家 石川文洋さん
「命どぅ宝」貫く政党
日米合意で米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を決めても、「県内移設」反対という沖縄県民の意思は変わりません。
民主党は沖縄県民の合意は得ずに、アメリカの合意を先に取りました。こういうことを押し付けというのです。
沖縄が前線に
沖縄の米軍基地は、戦後、県民が収容所に入れられている間に土地を奪われ、無理やりつくられました。
ベトナム戦争では、その沖縄の米軍基地が前線基地といっていいほど最大の後方基地となり、米軍機が出撃し、アジア・ベトナムの同胞がたくさん殺されました。(略)
ベトナム戦争から時を経て現在も、沖縄の基地が使われ、イラクやアフガニスタンで無辜(むこ)の人びとが殺されていることをもっと考えなければいけません。
仮に、辺野古に新基地がつくられ、そこが使用されアジアの民衆が殺されたとき、それをどう考えるのか。私たち日本人の責任も問われることになります。そのことを考えると、本当に政府にたいし怒りを禁じえません。
沖縄戦を経験し、「命(ぬち)どぅ宝」の言葉があらわすように、県民は命の尊さを知っています。
「抑止力」といいますが、米軍基地は戦争をするための基地です。
本当に沖縄の負担軽減なら、普天間基地の無条件撤去しかありません。
米国防長官が「県外移設」は受け入れられないとどう喝まがいの要求をしたことも、いまだに米国は占領者意識のままかと思います。
平和な世界へ
共産党の志位和夫委員長が訪米し、米軍基地問題で米国務省と会談したことは高く評価します。米国にはっきりとモノいう政治家をもっと多くしなければなりません。
政党として共産党は、戦前から戦争に反対してきました。一本筋が通っています。「命どぅ宝」をこれからも貫いてくれる政党だと思います。
小池あきらさん(東京選挙区)は学校の図書館で私の撮ったベトナム戦争の写真を見たことが一つのきっかけとなり、戦争を許さないことを活動の原点にされていると聞きました。こういう政治家に期待したいと思います。
戦争を取材して、おとなの戦争によって、たくさんの子どもの命が奪われていることを知りました。だれもが平和な環境のなかで夢をもって生きていく権利があります。一番大切な平和を壊すのが戦争です。平和を守るのは、私たちおとなの責任です。
平和に暮らせる国にするために、世界で戦争が起こらないように、一緒に努力していきたいと思います。
(聞き手・ 大星史路)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.06.29.)
>小池あきらさん(東京選挙区)は学校の図書館で私の撮ったベトナム戦争の写真を見たことが一つのきっかけとなり、戦争を許さないことを活動の原点にされている
あっ! 同じ同じ!
私とおんなじっっっ♪♪♪
!(^^)!
コメント
う~ん……★ ユダヤとパレスチナ問題のよーな「同じかたち」で……
「弱者をいじめる政治」が、繰り返されているのね……★(==;)★