米軍基地反対は共産党だけ
 沖縄戦の真実伝え21年
 東京・杉並 沖縄そば店主(略)親子

 心に染み入るような三線(さんしん)の音、語るのも聞くのもつらい沖縄戦をうたった詩の朗読-。東京都杉並区の沖縄そば店「ちゃんぷる亭」で、今年も行われた「平和の朗読とウチナーそばフェスタ」。(略)65年前の1945年6月23日、米軍との地上戦で、日本軍による住民を巻き込んだ組織的な戦闘が集結したとされるこの日、沖縄は追悼に包まれます。県民の4人に1人に当たる20万人が犠牲になりました。
 ちゃんぷる亭も23日を含む4日間、普段は700円の沖縄そばを230円でふるまいます。今年で21回目。(略)88年に店をオープンし、「沖縄そばや沖縄料理を食べてもらうだけでは物足りなくなり、沖縄戦のことをもっと知ってほしい、平和について一緒に考えたい」と平和イベントをスタートしました。(略)
 民主党政権の普天間「移設」問題です。「沖縄戦、そして米軍占領、復帰後も変わらない米軍基地の存在。なくならない米軍・米兵による事故や犯罪。普天間基地の県内移設はごめんだという県民多数の民意を無視して辺野古移設を日米合意した、こんなことは絶対に許せないですよ」
 店を手伝う息子の(略)さんは復帰の年の72年生まれの37歳。「鳩山さんはアメリカの圧力で『最低でも県外』の公約を投げ捨てた。菅首相もあっさりと『継承』を約束し、あげくに消費税10%を打ち出した。不況で売り上げは半減している、こんなときに消費税増税なんてありえない」(略)
 「日本に米軍基地はいらない、と明確に訴えているのは共産党だけ」「志位さんはアメリカに行って普天間基地撤去を、トヨタにも派遣社員の正社員化を堂々と主張した。消費税増税、大企業の法人税引き下げにもきっぱり反対している日本共産党を応援したい」

(山本眞直)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.23.)


>米軍基地反対は共産党だけ

 正確にいうと、社大党(沖縄社会大衆党)も…… だと、思う(はず)なんだけど……

 今回、態度があいまい化してしまった社民と相乗りらしいね……社大党……

 (~~;)??

 沖縄基地解決の道 鮮明
 イジュ候補 「無条件撤去こそ」
 2候補「移設先探し」の立場
 公開討論

 参院沖縄選挙区(定数1)に立候補する県民共同のイジュ唯行候補(日本共産党推薦)と島尻安伊子(自民公認・公明推薦)、山城博治(社民・社大推薦)両候補の公開討論が22日、那覇市内で開かれました。(略)
 各候補が互いに質問し合う“クロス討論”で、米軍普天間基地の無条件撤去を主張するイジュ氏と、「移設先」探しの山城、島尻両氏の違いが鮮明に浮かび上がりました。
 島尻氏が「基地撤去の具体的計画は」と質問。イジュ氏は、「主張は無条件撤去で、県外や国外の移設先探しではありません。国際法に違反し、強奪した土地に造った普天間基地を返すから新しい基地をよこせというアメリカの強欲は認められません。アメリカにしっかり主張することが一番重要」と答えると、会場から拍手がわきました。
 「大同団結」を口にする山城氏にイジュ氏は、「たくさんの人に門戸を開いて取り組んできました。世論調査も無条件撤去が第1位。『痛みを分かち合う』(移設論)というやり方は国民を敵に回します。対峙(たいじ)すべきはアメリカと日本政府です」ときっぱり。
 今度はイジュ氏が山城氏に問います。「あなたは県外・国外だといい、テレビ討論で“沖縄の痛みを全国で分かち合う”といったことに驚きました。県外・国外移設は国民の税金で新たな米軍基地の建設を認めることにはなりませんか」
 山城氏は「県外・国外を言い出したのは私ではない。鳩山総理がいった」というのが精いっぱいでした。島尻氏は司会者に「(移設先の)具体的道筋」を問われて「責任ある立場になった時にしっかりとやっていきたい」というありさまでした。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.23.)


>国際法に違反し、強奪した土地

 これをタイトルというかキャッチコピー(?)に使うと、
「チベット有問題」ファイルに入っちゃう問題なんだけどね~……☆(--;)☆

 激戦区にみる
 沖縄・イジュ唯行候補(58)
 「普天間」解決へ一番の力
 「無条件撤去」の声最多
 首長も「よくぞ立候補」


 24日公示の参院選沖縄選挙区(定数1)では、どの候補が国政の場で米海兵隊普天間基地(宜野湾市)の県内「移設」反対を貫き、基地撤去という県民の総意を代表できるのかが、最大の争点です。
 無所属で県民共同の代表として出馬するイジュ(伊集)唯行氏(58)=医師、沖縄医療生協前理事長=は連日訴えています。
 「米軍基地は私たちが『移設先』をあっちこっち探して、私たちの税金でつくらなければならない代物ではありません。県外・国外『移設』はアメリカのための『米軍基地建設論』です。『普天間基地は無条件撤去だ』の声で基地のない沖縄・日本をつくろうではありませんか」
 イジュ氏は、「三つの政治的立場」(①普天間基地の無条件撤去、県内「移設」反対をつらぬく、②県内「移設」の立場にたつ政党・政権にくみしない、③将来的には安保条約をなくし、基地のない沖縄を真剣にめざす)を掲げています。
 この「三つの政治的立場」は、県民多数の思いと合致しています。5月末の琉球新報と毎日新聞の県内世論調査では、「辺野古『移設』に反対が84%(昨年比17ポイント増)。「無条件撤去」は38%で県民第一の声です。(略)

 自民党の女性現職候補、社民・社大党が推薦する候補も県内「移設」反対の立場を表明しています。
 しかし、両候補とも、民主党政権による辺野古新基地建設の日米合意を批判しますが、明確な解決策や展望を示すことができず、従来の「県外・国外『移設』」のままです。
 自民党候補は県内「移設」の方針を撤回していない党本部との矛盾を抱え、その解消については明確に語れません。21日名護市での事務所開きには、「辺野古移設」を容認する前市長、市議らが参加し、自民党候補とがっちり握手していました。
 民主党県連は、県内「移設」強行の民主党本部・政府とのねじれに陥り、政権党でありながら独自候補者を擁立できませんでした。ある県連幹部は「自主投票にし、実質支援にすれば本部との矛盾も県民との矛盾も少なくてすむという判断か」との質問に「そういうことだ」と答えました。県民の批判をそらす狙いです。
 社民党推薦の候補者は出馬会見のとき、「民主党県連の支持が私のほうに回ってくることを期待している」と述べ、連携に前向きな姿勢を示しました。
 県内「移設」の立場にたつ政権・政党から支援を受けることをよしとする候補では、国政の場で普天間基地問題の解決の力にはなりません。
 イジュ氏は訴えています。「普天間基地は戦争中に住民を収容所に収容し、土地を奪ってつくった基地です。沖縄県民は胸を張って無条件撤去を主張すべきです。参院選挙で必ず当選してアメリカにモノを言える政治家としてがんばりたい」

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.23.)



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