(2010.06.23.未明入力)
 しかし本当にちょうどよく、(^^;)
 赤旗ってのは、タイムリーな解説記事が載ってるもんなんだよな……♪
 o(@w@)o

 ミカエルさんリクエストの、法人税と消費税のハナシ特集☆
(おまけの失業率についての話。
 働くルールの差 歴然
 データに見る 欧州と日本
 雇用

 参院選挙を前に、日本のルールなき雇用や貧困の問題をどう解決するのかが問われています。日本と欧州の働くルールや社会制度の違いをさまざまなデータで見ていきます。

 欧州は正社員が当たり前の社会です。欧州連合(EU)の「有期労働指令」は「期間の定めのない労働契約が雇用形態の一般的形態」だとして、期間の定めのある雇用契約(有期契約=日本の非正規雇用に相当)を合理的理由がある場合にのみ制限しています。
 日本の非正規労働者が37.8%に達しているのに対し、EU主要国では10%前後。特に大企業で働く労働者は正社員が多く、非正規労働者はフランスの自動車メーカー、PSAプジョー・シトロエンで8.5%、高級車のメルセデスベンツを製造しているドイツのダイムラーでは3.5%です。
 ところが、日本のトヨタの臨時労働者(期間工など)は20%を超えています。日本の大企業は、臨時労働者を生産の調整弁にして「使い捨て」にしているのです。(略)


 日独仏の自動車産業の非正規労働者

仏PSAプジョー・シトロエン
 自動車部門の正規労働者
 146,370人
 自動車部門の臨時労働者
  13,650人
 自動車部門の労働者に占める臨時労働者の割合
 8.5%

独ダイムラー・グループ
 自動車部門の正規労働者
 107,490人
 自動車部門の臨時労働者
   3,905人
 自動車部門の労働者に占める臨時労働者の割合
 3.5%

日トヨタ自動車

 自動車部門の正規労働者
  69,478人
 自動車部門の臨時労働者
  17,651人
 自動車部門の労働者に占める臨時労働者の割合
 20.3%

(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.22.)


 ミカエルさん、

「今はたまたま失業しているけど、以前は正社員で、その時の月収をもとに算出した失業手当がちゃんと支給されていて、次に再就職するときにも、とうぜん正社員。」な欧米の社会保障と、

「今はたまたま仕事にありつけているけど、いつまで仕事があるかわからない非正規社員で、年金も保険料も払えていないし、へたすりゃ一生、非正規のままで……老後はホームレスかも?」な、日本。

 単純に「失業率」という数のトリックだけで、比較していいと思う??


 EUは、「失業してても大丈夫」という安心感があっての、失業率の高さなんだよ。日本みたいに、とにかくとりあえず、どんなに悪条件の低賃金でも働かないと、明日から路頭に迷う……!! という貧弱な社会体制での、仕事を奪いあうようにして低賃金でサービス残業させられまくってるような日本の、「失業してたら生きていけないからとにかく働いている」状態での、失業率と……

 なかみを、よくみて、比較して?


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