Tさんの恨みつらみシリーズ、その四。
>小泉内閣の「骨太の方針」
蛇足?かもしれない参照:
http://skullsberry.diarynote.jp/201006152152355860/
兵庫・尼崎市医師会長 高原周治さん
医療費軽減 同じ主張だ
発見 共産党
小泉内閣の「骨太の方針」以来、医療費への国の支出が徹底的に抑制され、医療崩壊が進んできました。医師不足も一気に露呈しました。
それに対して民主党は、医療崩壊を何とかする、医者の数も増やす、医療費への支出も増やすと言って政権を取りました。けれど、私がみるところ、民主党の中では、小泉さん以上に“市場原理主義者”の人がけっこういます。これからどうなるかわかりません。
医療費の自己負担が3割というのは、もう保険の体をなしていません。ヨーロッパではみんな無料です。自己負担は多くとも2割、できれば1割にすべきです。
3割負担というのは、ちょっと検査したら何千円になりますから、給料日前は患者さんが減ります。受診抑制につながっています。
後期高齢者医療制度ができたときには、私たち尼崎医師会も後期高齢者医療制度はただちに廃止すべきだとがんばりました。
私のクリニックは病児保育をやっていますが、最初は、病気のときは母親が休んで子どもをみるのが当然という意見が多かった。それにこしたことはありませんが、子どもが病気だからと休んでいたら、すぐに働く場がなくなるという現実があります。こういった施策も充実させる必要があると思います。
「日本の法人税は欧米と比べても高いので、大企業は外国に逃げてしまう。だから下げるべきだ」なんてことを言う人がいます。しかし、社会保険料の負担を合わせた日本の企業の負担は、ドイツやフランスよりも低い。もう少し大企業に負担してもらって医療、社会保障の財源を守る必要があると思います。
共産党の政策は、日本医師会の政策と非常に近い。
共産党が同じ政策を掲げていることで、医師会の主張が説得力を持ちます。たとえば診療報酬引き上げを主張すると、医者のエゴと取られがちですが、「患者さんにとっても必要なことだ。共産党も言っているじゃないか」、正しい主張だと言うことができます。患者負担の軽減なども同様です。
共産党は貧困・格差問題にしても“派遣切り”の問題にしても、なかなかいいことを言っています。(略)がんばってください。
(聞き手・ 兵庫県・秋定則之)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.06.15.)
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2010.06.15.)
>小泉内閣の「骨太の方針」
蛇足?かもしれない参照:
http://skullsberry.diarynote.jp/201006152152355860/
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