福島でのプルサーマル計画
 中止求め3団体が集会

 プルトニウムを燃料に使用するプルサーマル計画が問題になっている福島第1原発3号機の地元、福島県大熊町文化センターで13日、同計画の中止を求める集会が開かれました。別々に運動している3団体が共同して開いた画期的なものです。
 「やめようプルサーマル 共同集会」を主催したのは、「プルサーマルに反対する双葉住民会議」(略)、「原発の安全性を求める福島県連絡会」(略)、「脱原発福島ネットワーク」(略)の3団体。準備から当日の会議運営まで、協力しあって取り組みました。
 (略)開会あいさつで、「プルサーマルを進める状況にはない。今後とも粘り強く反対運動にとりくんでいきたい」と強調。各団体が、原子力政策と福島原発の現状、住民・県民の声を無視して進められるプルサーマル、長期保管MOX燃料の健全性・耐震安全性・高経年(老朽)化対策の問題点を報告しました。
 参加者から、「実質受け入れ表明した県知事の姿勢を見て、憤りを感じた」「安全性が一番不安」など発言が相次ぎました。
 集会では、「重大な問題点と大多数の県民世論を無視して強行しようとしているプルサーマル計画の中止を強く求めます」との決議が採択されました。
 集会参加者は、福島第1原発の正門前で東京電力に同計画の中止を申し入れました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.14.)



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