(2010.06.10.未明入力)
 自衛隊内部の
 人権問題問う

   岐阜市(略)(元航空自衛官 36歳)

 「赤旗」に、自衛隊内部の人権問題についての記事が載っていた。元自衛官の私にとって、関心事だ。
 女性航空自衛官セクハラ訴訟をめぐって、加害者や航空自衛官からの謝罪はいっさいない。逆に、訴訟を起こしたからだろうが、退職させられている。航空自衛隊に説明を求めても、説明はない。
 海上自衛隊では、過去に艦船内でのいじめと自殺の実態について調査したが、結論は、「いじめと自殺の因果関係について、確認できなかった」と。しかし、本当は確認したくなかったのだろう。自衛隊に対するマイナスイメージを与えたくないとの思いを抱いているに違いない。
 このように自衛隊内部では、臭いものにはふたをする体質が、いまでも残っている。こうした体質が、国民監視事件を生み、訓練と称したリンチ殺人を生み、田母神発言を生むのだ。こうした自衛隊の体質を、放置してはならない。
 防衛省・自衛隊には改めて「基本的人権」を守るよう、強く求めたい。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.25.>



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