生存権 声あげ続けよう
 朝日訴訟50周年でシンポ

 「語り継ごう朝日訴訟50周年 そしていま生存権裁判」と題したシンポジウムが5日、東京都内で開かれました。(略)「人間裁判」といわれた朝日訴訟は、朝日茂さんが1957年、「健康で文化的な最低限度の生活」を求めて提訴したもの。60年10月19日、東京地裁で勝訴しました。(略)「朝日訴訟がいまだに生存権の道しるべとなっているということは、今日においても生存権が確実に保障されていないということではないか」(略)「憲法25条の理念を、国、厚生労働省や裁判官にも十分自覚してもらい、適正な判断をしてもらいたい」(略)「何もしないと国の予算は、軍事費などに重点を置かれかねない。人間らしい生活を求めて、繰り返し懲りずに声を上げ続けることで社会保障費を勝ち取らなければならない」(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.06.)


 投書欄を通じ
 はげまされた

     兵庫(略)(72歳)

 5月22日付の読書欄に、心に残っている人の名前を見つけました。「『磁気ループ』施設で該当で」(5月9日付)を読んでの、東大阪市の(略)さんの投書です。
 2000年の12月に、私は「聞こえ」のことで投書しましたが、それを読まれた(略)さんから励ましや助言をいただきました。
 すぐに私は、大阪府中途失聴・難聴者協会に連絡をとり、近くの地域難聴協会を紹介してもらい、要約筆記にも接するようになりました。投書がもたらした影響はとても大きなものでした。今でもその手紙の控えは保存しています。
 礼を言うのが10年遅れましたが、本当にありがとうございました。あれから地域の難聴者の会に入り、兵庫県難聴者福祉協会にも加わって活動しています。
 当地域でも磁気ループはまだ一部にしか設置されてなく、携帯用も非常に少ないです。街頭・室内・趣味・娯楽など、どこででも磁気ループと要約筆記の支援が受けられ、もどかしい思いをしなくてよいようになることを望んでいます。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.06.06.)


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