生活保護これでいいの?
 友の葬式 義理欠くつらさ
 老齢加算復活を

 東京生存権裁判 27日判決

 「生活保護費の老齢加算廃止は生存権の否定で憲法に違反する」と全国各地でたたかわれている生存権裁判。東京の裁判は27日、東京高裁で判決が出ます。(略)
 20日、雨にもかかわらず国会前で座り込みをする(略)さん(76)=大田区=。「風呂に入らなくても、夜になって電気をつけなくても、『死ななければいい』という水準の生活保護でいいのか」。同裁判が結審した2月9日、こう裁判所で訴えました。
 長年勤めた窓枠やサッシを製造する会社を定年退職後、わずかな年金でどうにかやり繰りしていました。
 2000年に介護保険制度が始まり、保険料の支払いが家計を圧迫し、ますます生活が苦しくなりました。困り果てて、生活保護を受けました。
 老齢加算が減って榊原さんがつらいと感じるのは、友人・知人が亡くなったときです。懐具合によっては、葬式に出席できないこともあります。「友人や親類が死んでも、見て見ぬふりをしなくてはなりません」
 (略)さん(83)は、東京都調布市に長女(59)と暮らしています。(略)さんは、68歳から73歳まで清掃パートで働いていましたが、夫の医療費で貯金が底をつきました。
 4年前、夫が亡くなる直前に老齢加算が廃止されました。夫が死去したときに持ち合わせていたのはわずか3万円。妹に借金をして生花代などを工面しました。(略)
 4月、「老齢加算を元に戻せ」と訴えて、原告をはじめ支援者らは、国会前で座り込みや国会議員要請を始めました。
 生活保護法は「被保護者は、正当な理由がなければ、既に決定された保護を、不利益に変更されることがない」(56条)と定めています。
 「これに照らせば、老齢加算の廃止は違法になります」と(略)さんは訴えます。
 昨年末、原告の一人、(略)さん=当時(76)=が亡くなりました。(略)「国は、人が死んでいくのを待っているだけなのか。一日も早く老齢加算を復活してほしい」

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.05.21.)


>2000年に介護保険制度が始まり、保険料の支払いが家計を圧迫

 シツコク書くが、それのおかげで私の整体の仕事、その年を境にがくんと半分以下に減ったんだってば……★(><#)★

 それまでは、出張整体だけで、バイトしなくても十分、食べていられたのにッ!!

(ゆえに、この問題は、高齢者だけの問題じゃなく、すべてのサービス業者にとっての、死活大問題なんですッッッッッ!!)



>介護保険制度が始まり、保険料の支払いが家計を圧迫し、
>困り果てて、生活保護を受けました。

 ゼッタイこの制度って、矛盾だらけでオカシイよねぇ……ッ??



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