郵便料金不正に罰金
 団体元代表
 「偽証明書」は無罪

 障害者割引郵便制度の悪用に絡み、厚生労働省に偽の証明書を発行させたなどとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた自称障害者団体「凛(りん)の会」元代表倉沢邦夫被告(74)の判決公判が27日(略)罰金540万円(求刑懲役1年6月、罰金540万円)を言い渡しました。検察側は控訴する方向。(略)
 判決によると、倉沢被告は2006~07年、割引制度を活用して企業のダイレクトメール(DM)約320万通を不正発送し、郵便料金計約3億7700万円を免れました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.28.)


 そんで、そんなことをするから世間から嫌われて、さくらやが潰れました……

 とさ★

 「ただいま それぞれの居場所」公開中

 介護保険制度が始まって10年。画一的な介護サービスから漏れてしまう人々に寄り添おうとする、4つの介護施設・事業所を追ったドキュメンタリーです。ちょっとしたきっかけで怒りっぽくなって職員に不満をぶつけてしまう人、頻繁なはいかいのため、他の施設から入所を断られ続けていたお年寄り…。なかなか一筋縄ではいかなくても、それぞれが経てきた人生に思いを寄せ、居心地のよい場所を提供しようと職員たちは奮闘します。いきいきとした利用者の表情を見つめながら、「本当に素敵な人たちです。でも、周りの環境が悪ければ、うまく生きられないかもしれない」と語るスタッフ。日本の介護のあり方を考えさせられます。
 大宮浩一監督。
 東京・ポレポレ東中野(略)、順次各地で。

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 2010.04.28.)


 法律
 母の財産管理する後見人
 信頼できないので解任したい


 90歳の母が認知症になり施設に入所しています。母には財産があるので成年後見制度をつけ、管理を任せてきました。ところが後見人とトラブルになったので、解任したいのです。(広島県・Y子)

 回答者 弁護士 飯田美弥子さん

(略)

 青年後見は、認知症などで判断能力が不十分と認められる人を保護するため、家庭裁判所が後見人を選任する制度です。
 青年後見人を解任できるのは「不正な行為、著しい不行跡その他後見の任務に適しない事由があるとき」(民法846条)に限られます。
(略)
 家庭裁判所に対して、後見監督人の選任を求めることができます。(同849条の2)
 成年後見監督人は後見人の事務を監督するだけでなっく、急がなければならない事情があるときには必要な処分もできます。
 ただし家庭裁判所が、後見人を監督する必要があると認めたときでなければ、選任されません。
 後見人は、あくまでも被後見人の保護のために家庭裁判所が選任するのであって、親族が望むような職務遂行でないという理由で解任が認められるものではないのです。
 被後見人の財産をめぐって親族間に対立がある場合など、親族の意向に左右されず、被後見人の利益のため後見人が職務を遂行しなければならないからです。

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 2010.04.28.)


 慢性疲労73%■切迫流産34%■3分の2がサービス残業
 医労連調査
 過酷 看護職員

 日本医療労働組合連合会(日本医労連)は26日、看護職員の労働実態調査中間報告を発表しました。看護職員に限定した労働実態調査は2000年、05年に続いて3回目。今回、2万7545人分の回答を集計したものです。
 調査結果によると、慢性的ともいえる看護職員の絶対的な「人手不足」があると指摘。過重労働、健康不安の中での夜勤交代制勤務、思うような看護ができない状態が、看護職員の意識を低下させ、離職を拡大させているとしています。
 健康実態では、73.5%の人が「慢性疲労」を抱え、61.8%が「健康に不安」を感じています。妊娠時の状況では、切迫流産が34.3%と、1988年比で10ポイント増加しています。
 また、約3分の2がサービス残業をしていると回答し、労働基準法違反が常態化していることがわかりました。業務内容は、「記録」60.2%、「患者への対応」51.8%などです。
 夜勤回数は、3交代勤務で看護婦確保法にもとづく指針で示された「月8回いない」を超える「9回」移譲が31.7%でした。2交代勤務でも、53%が「16時間以上」と答えています。
 自由記載項目には、「人手不足と業務が多すぎて患者さんに多くかかわれない」「転倒や医療事故への危険が高い」など、深刻な声が寄せられています。
(略)人手不足の解消にむけて「労働条件を改善し、看護師がやめない職場をつくりたい。配置基準が低ければ配置できないので、診療報酬の引き上げを求めたい」と語りました。

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 2010.04.28.)


 参院委
 「地域主権」法案を可決
 山下議員反対討論
 「国の責任放棄」

 参院総務委員会は27日、社会保障などの国の責任を放棄する「地域主権改革」一括法案を与党の賛成で可決しました。日本共産党、自民党、公明党は反対しました。
 同案は、保育所や児童養護施設、知的障害者施設など、児童福祉施設の最低基準をなくし、都道府県の条例に委任するもの。
 採決に先立つ反対討論で日本共産党の山下芳生議員は、
①福祉や教育におけるナショナルミニマムを保障する国の責任を放棄する
②自民党政権がつくった「地方分権改革推進委員会」の勧告をすべて受け入れ一気に加速させる
-の2点をあげました。「最低基準には、子どもたちが健やかに発達できる環境を国が保障し、その水準は時代とともに引き上げることが明記されている。国の財政保障の基準など、重要な役割を果たし、絶対になくしてはならない」と指摘しました。
 委員会では、「国と地方の協議の場」設置法案、地方自治法改定案も採決され、いずれも日本共産党以外の賛成多数で可決されました。(略)

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 2010.04.28.)


 すいません。おなかすいた(昼食まだ)なんで、あと2つ、食べてから入れます☆☆

 (^^;)””


 入れました☆
 「地域主権改革」一括法案など3案
 山下氏の反対討論
 参院委

 日本共産党の山下芳生議員が27日の参院総務委員会で行った「地域主権改革」一括法案など3案に対する反対討論は以下の通りです。

 「地域主権改革一括法案」について反対の第一の理由は、「地域のことは、地域の住民が責任をもって決める」という「地域主権改革」の名の下に、福祉や教育におけるナショナルミニマムを保障する国の責任を放棄するものだからです。
 法案は、保育所や児童養護施設、知的障害児施設など、児童福祉施設の最低基準をなくし、都道府県の条例に委任することとしています。
 しかし、最低基準には、子どもたちが健やかに発達できる環境を国が保障し、その水準は時代とともに引き上げることが明記されています。現在、世界と比べて極めて低い水準にあるとはいえ、国の財政保障の基準となるなど、重要な役割を果たしており、絶対になくしてはならないものです。
 しかも、都道府県の条例の基準となる厚生労働省令が、現在の最低基準よりも下がるのか、上がるのか、同一なのかと、私が再三追及し、明らかにするよう求めたにもかかわらず、いまだに政府は、国民にも国会にも内容を示すことができないのです。これでは国会としての責任を果たすことができません。
 さらに、審議の中で、子どもたちの命にかかわる保育所の避難用すべり台の設置も義務付けられないことが明らかとなったことは重大です。
 第二の理由は、鳩山内閣の「地域主権改革」は、自民党政権がつくった「地方分権改革推進委員会」の勧告をすべて受け入れた上で、一気に加速させるものであり、その司令塔となる「地域主権戦略会議」の設置を認めることはできません。
 次に、国と地方の協議の場に関する法案については、「地域主権改革の推進」を目的とし、協議の場の厚生メンバーに「地域主権改革担当大臣」が含まれることには反対です。
 地方自治法改定案については、現行の法廷上限は自治体の議員定数の目安となっており、これを撤廃すれば、議員定数の歯止めのない削減に拍車をかけることになります。
 また、行政機関等の共同設置によって、徴税などの業務が住民から身近でなくなり、納税者の権利が脅かされる恐れがあります。
 なお、自民党および公明党の修正案については、政府案の性格を基本的に変えるものではなく、賛成できないことを申し上げて、討論を終わります。

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 2010.04.28.)


 潮流

 1942年の4月、エレーヌ・ベールは日記をつけ始めました。彼女は21歳。ユダヤ人。パリの大学で英文学を学んでいました。
 パリと音楽を愛し、恋に心をこがすエレーヌ。聡明で感じやすい若い女性の内気と情熱が生んだ日記は、人と社会を鋭く観察した心理劇のようです(飛幡祐規訳『エレーヌ・ベールの日記』)。同年5月、ナチス・ドイツはユダヤ人に黄色い星を着けるよう強制します。
 てのひら大の六角星。「ユダヤ人」と大きく記す。左胸によくみえるようにしっかり縫いつけよ。彼女は、着けまいと決めます。服従のあかしだから。しかし、考え直します。他の人たちが着けるなら、自分がしないのは卑怯(ひきょう)だ、堂々としていたい、と。
 ドイツ生まれのユダヤ人画家ヌスバウムは、「ユダヤ人証明書をもつ自画像」を描きました。ユダヤの星を身に着けた図。しかし彼は、ふだん決して星を着けなかったそうです。あらためて絵をみると、彼の皮肉に気づきます。なんと、星は左胸でなく右胸に…。
 「追いつめられた者の自画像。しかし…ナチスに屈してはいない。そのはね返すような真直(まっす)ぐなまなざしに、私ははっきりと彼の抵抗をみる」(大内田わこ『「ダビデの星」を拒んだ画家フェリックス・ヌスバウム』)
 星を拒み抵抗したヌスバウム。着けて抵抗したエレーヌ。ともに強制収容所で命を絶たれた2人の絵と日記は、受難の時代の魂の記録です。アウシュビッツでの収容が1週間だけ重なる2人は、出会っていたのでしょうか。

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 2010.04.28.)


 だが、それはたいした問題ではない。
 なぜなら、なにを遺すこともできなかった、もっと多くの名もない人々が、苦悩とともに誇りをもって、その悲惨な生を全力で生きて去ったのだから。





コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年4月28日15:35

 あ、しまった。もう一個、あったんだった……☆
(もう時間切れ★)

 (^◇^;)””

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