占領される苦しみ
2010年4月28日 ★【 戦争 反対 】★ + ★【 圧政・強制 反対 】★ コメント (2)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1471412815&owner_id=1662024
より。(一部のみ抜粋)
より。(一部のみ抜粋)
2004年11月、2回目のファルージャ総攻撃では、人口の半数が事前に避難したが、ほぼ同数が市内に残った。14歳以上の少年が「戦闘可能年齢」として避難が許されず、家族も自分達だけ逃げるわけには行かなかったからだ。
posted at 20:03:52
攻撃直後、英語が堪能なワセックは記録や遺体の引渡しなど手伝いをさせられるため、ファルージャ市内に入る。77体の遺体が返還されたが、激しく焼かれたりしていたため、身元の確認ができたのは僅か数体だった。
posted at 20:07:24
白リン弾で顔面を焼かれた老人、夥しいウジが群がり野犬に食い荒らされ骨が剥き出しになった遺体・・・「凄惨な映像を観せてごめんなさい」とワセック。「でも、私はあの時何を観たか伝える義務があるのです」。
posted at 20:11:15
遺体の引渡しはイード、つまり一年の中で最も重要な祭日(日本で言えば正月みたいなもの?)。その神聖な日は、米軍からの「プレゼント」で最悪の日となった・・・とワセック。遺体の中には、戦意が無いことを示す白旗を握り締めたまま撃たれた少年もいた。
posted at 20:15:06
犠牲者には幼い子どもを抱いたままの母親もいた。「息をする者は何者でも撃て」というのが米軍の姿勢だった。埋葬の間も米軍の空爆は続く。遺体は強力な腐臭が1キロ四方に漂い、ワセックは一ヶ月間はまともに食べることも寝ることもできなかった。何千回も体を洗ったが、記憶に臭いが染み付いていた。
posted at 20:20:02
遺体の中には、肉体は完全に焼き尽くされているのに、服は無傷という不可思議なものが多くあった。白リン弾は人体の水分に反応して焼くためだろう。わからないのは、皮膚が青白く溶けているもの。他の遺体には腐敗しウジが沸いているのに、この遺体には虫一匹ついていなかった。化学兵器によるものか?
posted at 20:24:35
最近、ファルージャの赤ちゃんに先天性異常が多発している。口蓋裂や、両足がくっついていたり、背中に大きな瘤、目や鼻の穴が一つしかない、足が捻じれている、無脳症・・・ファルージャ総攻撃の前にはほとんど無かった症状だ。多くの場合、これらの赤ちゃんは死産か、せいぜい数日しか生きられない。
posted at 20:29:24
英ガーディアン紙によれば、ファルージャや隣のラマディは高濃度のダイオキシンや放射能に汚染されているという。またイラク環境省は、全国500箇所の中で特に汚染の酷い42地域に新たにファルージャとラマディを追加した。
posted at 20:31:47
ファルージャには、今も米軍かイラク軍の許可がなければ、イラク人であっても立ち入ることができない。車も米軍に登録していなければ、乗り入れることができない。小学校のグラウンドは集団墓地にされた。そこに埋められる遺体は増え続けている。身元がわからないため、墓標がないものも多い。
posted at 20:35:44
高遠さんが、昨年ワセックや私と一緒にファルージャを訪れた時の映像を解説中。高遠さんは、日本で集めた募金を元に、ファルージャ郊外サグラウィーヤの診療所を修復した。周囲には、医療機関がなかったため、ファルージャからの避難民にとっては非常に重要なものとなっている。
posted at 20:41:48
ファルージャ攻撃の最中、航空自衛隊が運んだ米兵の数は、その前後に比べ飛び抜けている。空自が運んだ米兵の中にもファルージャでの虐殺に手を染めた者もいたのかもしれない。
posted at 20:45:01
2010年04月25日(日)
「米軍基地に抗う沖縄の人々をサポートするために来た」とイラク・ファルージャのワセック。占領される苦しみ、横行する暴力の不条理は国境を越えて共感できるようだ。
posted at 01:47:37
コメント
内容を私も書き止めてました、
改めて同じ内容だったと確認できました。
ありがとうございます。
もし、よろしければ
このブログをリンクしても良いでしょうか?
!(^^)! リンク歓迎です♪
(へんなことしか書いてませんが……☆)