自分らしく、尊厳をもって生きたい。
2010年4月19日 ( 「 T T - ふぁいる 」 (仮称) )(2010.04.20.入力)
来月16日「全国青年大会」成功へ
人らしく生きるには
青年集会inおかやま開く
「青年集会inおかやま」が17日、岡山市で開かれ、働く青年や学生ら46人が参加しました。(略)
小売業で働く男性(26)は「ノルマがあるのでタイムカードを押してから訪問や電話で営業しています。サービス残業をしてはいけないとも思い、もがいています。どうしたら社会や会社を変えられるかと思い、参加しました」と発言しました。
「ネットカフェに寝泊まりしながら仕事を探したけど無く、路上生活をしていました」という倉敷市の男性(31)は、水島労働・生活相談支援センターで救済された体験を語り「今年の目標は、働いて所得税を払えるようになりたい」と語りました。
群馬県で失業し車上生活をしていた友だちを岡山に連れ戻して助けた経験を語る青年、失業して路上生活の人たちを救済する「夜回り隊」のボランティアに参加して「ぼくも成長できた」と発言する青年もいました。(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.19.)
岩手
市の通知を点字で
花巻市はこのほど、市発行の通知を点字でも届けることにし、視覚障害者から喜ばれています。通知は同市に住む1~6級の視覚障害者に配布するもの。これまで個人情報保護法を盾に旧市時代の「声の広報」読者など20人足らずにしか通知していませんでした。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.19.)
ひと
古本のリサイクル事業で
障害者の就労支援
(略)さん(68)
名古屋市の授産施設で障害者の“心の叫び”を聞きました。「能力を生かしたい。自分らしく、尊厳をもって生きたい」と。
それを機会に、民間企業で培ったノウハウを組み合わせ、古本リサイクル事業に着手しました。
古書の寄付を広く募り、障害者の手で清掃・ラッピング・データ入力・在庫管理などを行い、インターネットや即売会で販売します。
「古本は腐らないし納期に追われることもない。障害者が自分の得手や都合に合わせて働けるから」
趣味で集めた文芸書の初版本コレクションも提供しました。
事業開始1年半で集まった古本は2万冊あまり。埼玉・神奈川県内にも事業拠点をつくり、売り上げが伸びています。
自身も障害者。銀行員だった48歳のとき、網膜はく離で左目を失明しました。
「戦争で両目を失ったおじに比べれば、何の心配もない」。入院2日目で失意から立ち直りました。
銀行退職後、しばらくして、社会福祉法人を主宰する親せきの要請で点字図書館の館長に。
視覚障害者向けの出前パソコン教室、点字文学100選の編さん、点字教科書づくり - 全国初の事業を次々手がけました。
「ハウスクリーニング、オムツの洗濯など事業のアイデアはたくさんある。どんどん具体化して、障害者が働きやすい環境をつくっていきたい」
(文・ 広瀬 幸男)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.19.)
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