クラゲ水族館
 「すばらしい」

 ノーベル賞 下村さん

 オワンクラゲから緑色蛍光たんぱく質を発見したノーベル賞受賞者の下村脩さん(81)が2日、山形県鶴岡市の加茂水族館を訪れました。クラゲの繁殖に取り組む研究所を見て回り、「ここまでやってくれてすばらしい」と目を細めました。
 同館は世界で最も多い34種類のクラゲを展示。下村さんがクラゲの光らせ方を伝授したことがきっかけで訪問が実現しました。
 住民約300人が出迎え、下村さんは「一日館長」に任命されました。館内の展示を見て回った後、研究所を見学し、クラゲの繁殖方法などを村上龍男館長(70)に質問していました。
 下村さんのノーベル賞受賞後にクラゲ人気が高まり、同館の入館者数は昨年、過去最高の22万人を記録しました。下村さんは見学後、「館長の情熱はすごい。少しでもお役に立てたならうれしい」と語りました。
 村上館長は「こんなにうれしいことはない」と感無量の様子でした。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.03.)

コメント

最新のコメント

日記内を検索