◆高安国世訳『リルケ詩集』
(岩波書店・780円)
 ドイツ近代詩の代表的な詩人であるリルケは、日本では小説「マルテの手記」で知られています。本書は初期から晩年までの詩業の全体を見渡せるように編集されています。
 俳諧に関心をもっていたリルケの「俳諧」とぢする詩も収録。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.28.) 


 文芸欄の詩が好き

 読者の文芸欄のある火曜日が待ち遠しいです。詩が好きで、自分の作品でもないのに何度も読んでしまいます。発表の場があって、いいなあと思います。

(島根県 (略))
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.28.)


 「輝け9条」
 聴くつどい

 山梨・市川三郷町

 山梨県市川三郷町の市川三郷9条の会(略)は27日、同町で総会と「憲法9条は世界の宝 響け9条 命の声よ」をテーマにしたショパンの曲とコーラスを聴くつどいを開きました。
 会員200人が参加し、雀善愛(チェ・ソンエ)さんのピアノ演奏や、みたま童謡をうたう会、いちかわ女性コーラスりんどうの会など地元サークルの合唱に聴き入りました。
 元三珠町長の(略)代表は「戦争がいかに残酷か知らない世代も増えている。平和の歌声をあげ、友情のきずなを広げて平和の尊さを伝えていきましょう」とあいさつしました。
 雀さんはショパンの生涯や作品の背景を説明しながら「幻想即興曲」「ロマンス」「革命のエチュード」など5曲を演奏。「世界中に進出し成功した日本は、貧しい国に手をさしのべ、平和や自由を日本だけのものにせずすべての人に分け与えてほしいのです」と語りかけました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.28.)


 クラシック音楽は
 「ミステリー」である

 吉松隆著(講談社・838円)

 「音名」ドレミファソラシドの英語表記はCDEFGABC、和名はハニホヘトイロハ。これらの文字と音名を結びつけ、自分の名前や署名を曲中に残した作曲家、バッハやショスタコヴィチらの「秘密の暗号」を解き明かします。モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」で、騎士長の亡霊がジョバンニを殺すという結末の謎解きなど独自の楽しみ方を紹介しています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.28.)


 いま蘇る ブリア・サヴァランの美味学
 川端晶子 著(東信堂・3800円)
 (評者 森野熊八 料理人)

 脂ののった 西洋料理哲学

 サヴァランと聞いて思い浮かぶのは、洋菓子でしょうか? オレンジの香りとラム酒のきいた、あまぁいケーキです。そのケーキが考案され、サヴァランという名前が付けられたのは、サヴァランが亡くなった後のことなので、ご本人の感想を是非、お聞きしたいんですが、残念ながら、サヴァランは、サヴァランを食べていないんですねぇ。
 さて、ブリア=サヴァランは、法律家であり、政治家であり、そして何より、食通でした。亡くなる2カ月前に出版された『味覚の生理学』(邦題『美味礼賛』)は、当時の西洋の食文化を知る上で、貴重な書物であるだけでなく、サヴァランの思想を、遠く離れた日本の料理人にも伝え、影響を与えた書物です。
 サヴァランいわく「新しい御馳走の発見は、人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」「どんなものを食べているかを言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言い当ててみせよう」等々。
 フランス料理店で見習いをしていたころ、料理長に「お客さんに来てもらうってことは、そのお客さんが、店にいる間の幸福を引き受けるってことだ!」と教わりました。これはまさに、サヴァランの思想です。
 本書は、その『味覚の生理学』の最新の解説書です。日本は、世界中の食べ物が家庭の食卓に並ぶ、世界でも珍しい国ですから、皆さんもごく自然に西洋料理を召し上がっていることと思います。本書には、その料理の起源やエピソード、今も受け継がれる西洋料理の哲学などがわかりやすく書かれています。普段、何気なく食べている料理に思わぬ歴史を発見できたら、なんと楽しいことでしょう!
 ちなみに、本書は620gほどあります。これは、情報量の重さ…。脂ののった、オススメの一冊です。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.28.)


 ……う~ん……★
 やはり、こういった、いかにも「Tさん好み」の情報群を、可能なかぎり「リアルタイムで」お届けできていたら、Tさんの「ご退屈」による自暴自棄(?)行為、未然に防げたんでしょうか……??????



 (--;)””

コメント

最新のコメント

日記内を検索