(2010.03.24.入力)
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 ひと
 高校野球部監督だった夫の
 過労死裁判をたたかう

 (略)さん(38)

 自宅の庭でカメラを向けると、後ろで小6の長女がおどけて、お母さんに笑顔をつくらせました。
 山梨県立白根高校の社会科教師で野球部監督だった夫・(略)さんがくも幕下出血を発症したのは3年前の3月26日夜。翌朝死去、40歳でした。
「『休まないと過労死しちゃうよ』といっていたんですが…」という(略)さん。
 医師らの助言で公務災害を申請しましたが「結果的に過重労働になったとすれば本人の情熱や善意によるもの」と棄却に。
 「好きでやってたなんて許せません。夫は『事務的な教師にはなりたくない』と何事も手を抜かずやってきました。一つでも勝たせたいと1年365日、野球部を指導していました。夫のがんばりは何だというのでしょうか」と声を震わせます。
 「1人になると落ち込んじゃうこともしょっちゅう。娘たち(12歳、8歳)の笑顔に助けられました。人前で話すのは苦手ですが、間違ったことが許せないのは主人と似てるんです」
 昨年3月甲府地裁に提訴。裁判を支援する(略)さんの同僚は、(略)さんを「周囲に明るく元気に振る舞い、支援の集会などで見せる凛(りん)とした姿勢にいつも感動します」と評します。
 ケアマネジャーの資格も取り、町役場の臨時職員として働きながら2人の娘を育てる(略)さん。「全身全霊をかけて教師の仕事に励んだその情熱を正しく認めてほしい」

(文・ 志村 清)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.22.)

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