(2010.03.24.入力)
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100224/scn1002240640000-n1.htm
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宇宙食ドロボー? 野口さんの分、同僚に食べられた (1/2ページ)
2010.2.24 06:40

このニュースのトピックス:宇宙・天文台

宇宙の生活や食事について説明する野口聡一さん(左)と若田光一さん=2007年3月 昨年12月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の日本人宇宙飛行士、野口聡一さん(44)が事前に送っていた宇宙食が、野口さん到着前に食べられていたことが23日、一部報道で分かった。人類史上初の「宇宙食ドロボー」かと思いきや、実は同僚外国人飛行士が野口さんと名前が似ている前任の若田光一さん(46)の「置き土産」と思い込んでゴチになったという。

 野口さんは昨年12月23日、ロシアのソユーズ宇宙船でISSに到着、約5カ月間の長期滞在に入った。滞在中は日本の実験棟「きぼう」での科学実験など、多くのミッションをこなす。

 腹が減っては“いくさ”はできない。宇宙空間では食べることは大きな楽しみでもある。野口さんもISSで活躍するために、事前に自分の荷物と一緒に日本の宇宙食を送っておいた。

 ところが、到着して荷物をみると、宇宙食の一部が何者かに食べられてしまっていた。人類史上初の「宇宙でのドロボー」が起きたのか? 宇宙ネズミがこっそり食べたのか? 5人の同僚宇宙飛行士から“事情聴取”したところ、意外な事実が判明した。

 実は、同僚らはISSの中で日本の宇宙食が詰まった箱を発見、箱には「KOHICHI」と書かれている、と思い込んだ。「KOHICHI」とは、昨年3月から7月まで日本人初の長期滞在を果たした若田さんのこと。若田さんが、日本の宇宙食をみんなのために残してくれたと勘違いしたという。



 「宇宙食はISSに参加している各国が開発していますが、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の『宇宙日本食』はおいしいと他国の飛行士にも好評。なぜかサバのみそ煮は特に人気なんです」と食品会社関係者。同僚飛行士は“日本食パーティー”を楽しんだあと、箱をよ~く見ると、名前は「KOHICHI」ではなく「SOHICHI」。みんな「やばっ」と思ったものの、後の祭り。野口さんから連絡を受けたJAXAの担当者はヒヤリとしたという。

 ただ、野口さんの食糧が滞在中に足りなくなってしまう心配はなさそうだ。「野口さんは宇宙日本食28品目全部を持参していますが、何食分かは非公表。ただ滞在中もほかの宇宙船で物資補給もするので心配はありません」とJAXA広報部。

 さらに別の宇宙開発関係者は「飛行士同士が互いの宇宙食を交換することはよくあり、これがいいコミュニケーションツールになっている。そのためもともと多めに積み込んであるのです」と話していた。


 いや……「後で気がついた」は、方便だと思うな☆(^^;)””

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年3月31日13:41

 そういえば、Tさんは、宇宙食を入手したがっていた……

「サバの味噌煮が美味しいそうですけど、あれ、吸えば食べられるんですよね?」

 いつかそのうち、「宇宙エレベータ旅行」記念に買ってきて、これみよがしに海辺でみせびらかして、食べてあげるよ……☆

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