介護療養病床
 廃止はやめて

     千葉・市川市
     (略)介護職員 33歳)

 介護職について7年目になります。働き始めたころと最も変わったと思うのは、介護度の高い重度の利用者が増えたということです。また、最近ではターミナルに入った利用者をみとることも少なくありません。
 私の勤務する老人保健施設は、当初、「病院と自宅との中間施設」と位置付けられており、(医療的に)回復期に入った方が自宅に戻る前のリハビリや療養を目的としておりました。そのため、高い医療的ニーズのある方の対応は困難です。
 新聞報道によると、民主党は政権公約に反し、旧自校政権が決めた13万床ある介護療養病床を廃止する方針を継続しようとしています。これが強行されれば、行き場を失った方々が特別養護老人ホームや老人保健施設に入所するケースが増えると思います。しかし、それらの施設で高い医療ニーズに対応し、ケアすることは困難です。
 民主党は公約を守り、介護療養病床を削減する計画をきっぱり中止してほしいです。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.20.)

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