うまれたばかりの芽をふまれ
 かなしみのあまり 倒れ伏す
 深く ふかくふかく
 ふかく
 地にもぐり
 じぞこの底まで沈んだら

 のたうち這いずり苦しんで
 ひろく ひろくひろく広く
 そして強く

 しなやかに細い根を張って。


 そして、

 ……………………




 さぁ、あたらしい

 芽をだそう !!





(仮タイトル:「春」

 要推敲☆)
 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年3月31日13:16

 Tさんには、これから出すべき「芽」(夢)が無かった。
 仏文翻訳者として、仏文学「女」教授として、生計を立て、そこそこの知名度も得る、というかつての「夢」は……

 今からではもう手遅れだ。と、彼女の絶望はますます深まった。

 そして……。



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