買い取り費用
 料金に上乗せ

     京都府MI(自治体労働者 47歳)

 昨年11月にスタートしたという「太陽光発電の余剰電力買取制度」のお知らせが、自治会から配布されました。「新エネルギーをみんなで応援しよう」とのふれこみです。
 ところが、よく読むと、太陽光発電の導入者から余剰電力を電力会社が買い取る費用を、来年からすべての家庭の電気料金に上乗せして、国民に負担させるというものです。
 電力会社は買い取った電力を売ってもうけるわけですし、家庭用ソーラーパネルを設置できるのは一定以上の収入のある人だと思います。何百万円もするパネルを設置したくても手が出ない庶民は、結局、電気代が上がるだけです。
 自然エネルギーの利用促進は大賛成ですが、そういう「看板」を活用して、資源エネルギー庁が電力会社をもうけさせるしくみをつくったのだと感じました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.09.)

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