「愛情がわかなかった」
2010年3月5日 家族・子育て食事与えず5歳児死亡
奈良 容疑で両親を逮捕
奈良県櫻井市の自宅アパートで、5歳の長男に十分な食事を与えず衰弱死させたとして、県警捜査1課と桜井署は3日、保護責任者遺棄致死容疑で、同市の会社員(35)と妻のスーパー店員(26)の両容疑者を逮捕しました。同課によると、容疑を認め「愛情がわかなかった」などと供述しているといいます。
逮捕容疑によると、2人は1月初めごろから3月3日の間、自宅で長男に十分な食事を与えず、飢餓による急性心不全で死亡させた疑い。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.03.05)
かわいそうに……
私の母も、よく、なにか自分の気にくわないことを私がやらかした!と勝手に激昂して難癖をつけては、「ご飯あげません!」の刑を恣(ほしいまま)に科してくれやがったものだが……
そして、私はよく、夕飯ぬきでおなかがすいて眠れなくて朝方ようやく眠りについたと思ったら寝坊して遅刻しそうで「朝ご飯抜き!」の刑をくらってけり出されて、小学校まで普通に歩けば20分の道を倍の40分ぐらいかけてフラフラするからだで休み休み歩いていって、ようやく学校にたどり着いたらそのまま保健室に直行……して、ばたんと「貧血」で、ベッドに倒れ込んでいたものだが。
それで運が良ければ昼の給食が終わる時間まで保健室で「気絶」して過ごせるので、運がもっと良ければ、忘れずに給食をとりおいてくれた担任が(すっかり冷め切った)ご飯をもってきてくれるが。
運がちょっと悪いと、すっかり忘れ去られていて「ごめんごめん」と、そのへんのおやつようの菓子パンとかを与えられ。
運がさらに悪いと……ご飯ぬき。
でも、最悪に運が悪い時というのは、給食の前に「もう起きられるでしょ?」と保健室からけり出されてしまって、教室について。「あ、ずる休みが来た!」といじめられ……
給食のお盆、故意にひっくり返されたりとか、シチューに墨汁や、どろどろの上履きをつっこまれたりして……
食べられなくて、ご飯ぬき。
そして、片道ふつうなら20分のはずの道を1時間以上かけて、ふらふらのへろへろのひよひよになりながら、歩いて歩いて、……途中で「気絶」して……
「こんな遅くまで、どこへ行ってたのっ!」と怒られて、「締め出し」の刑のあげくに……
やっぱり、「ご飯抜き」。
「……でもお母さん、私、昨日の夜も、今日の朝も、今日のお昼も、食べたないんだよ……!!!!!」
さらに怒られる危険性を覚悟で、命がけで泣きながら訴えると、ようやく、
(母が私の分まですでに「食べてしまった」後ですでに正規のご飯はないので)
小さな小さな焼きおにぎりを2個とか、慌てて作って投げ与えてくれる。
「それ食べたらさっさと寝なさい! 宿題やったのっ?????」
よく、生き延びたな、私★(ーー;)☆
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