「もんじゅ」
 運転再開 中止迫る
 吉井議員 実用化は困難示す

 日本共産党の吉井英勝衆院議員は、2月25日の衆院予算委員会分科会で、高速増殖炉の実用化は困難なことを示して、原型炉である「もんじゅ」運転再開の中止を迫りました。
 吉井氏は、出力28万キロワットのもんじゅの建設費が実験的要素を含むとしても5886億円と多額を要し、出力で5倍の150万キロワットの通常の原発(軽水炉)の4000億~5000億円に比べ多額となっていることを追及。燃料に毒性の強いプルトニウムを、冷却材に空気や水にふれると激しく化学反応を起こすナトリウムをそれぞれ使用するため、原子炉やその他の機器の材料費などが大幅に膨らむからだと指摘しました。
 その上で国が2050年に出力150万キロワットの巨大な商業用高速増殖炉を実用化するとしていることについて、いくら費用がかかるのかと質問。石田徹・経済産業省資源エネルギー庁長官は、「将来コスト低減をはかる努力をして、軽水炉と肩を並べられるくらいにしたい」と希望をのべるにとどまりました。
 吉井議員が高速増殖炉で使う燃料の値段について質問したのに対し、石田長官は軽水炉の燃料の1.6倍になることを認めました。
 吉井議員は、世界各国が高速増殖炉の技術的困難さや危険性とともに、コストが高いことを理由に撤退していることを指摘し、もんじゅの運転再開をやめ、高速増殖炉の開発を断念するよう求めました。
 直島正行経済産業相は「将来のエネルギーの重要な柱に位置づけている」と自公政権同様、高速増殖炉に固執する立場を示しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.04)


>将来のエネルギーの重要な柱

 これだけ国内が貧窮して荒廃して、子どもの数がどんどん減っていって、日本民族「絶滅」説さえ危惧されているご時世に……

 「将来」?



 あんたたちが言いたいのは

「将来の“核武装の”重要な柱」 っつぅ、ことだろ★





 (==;)★

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