大企業に対し「あたたかい」政策
2010年3月4日 くたばれ!カイザー(ん)!国会発
「政府はトヨタに冷たい」
「(政府は)トヨタに対してちょと冷たい感じがする」
3日の参院予算委員会で、トヨタ車のリコール(回収・無償修理)問題についての鳩山首相の答弁をきいた自民党の林芳正議員がもらしました。
首相答弁は「トヨタ社長がアメリカにいって公聴会に出席し、中国で記者会見をされた。真摯(しんし)に対応されたことは良かったと思っている」というもの。
しかし、人の命にかかわるアクセル・ブレーキの問題で事実上のリコール隠しを行ったトヨタの対応はとても「真摯」なものとは言えません。政府としてもっと厳しく対応して当然です。
にもかかわらず、「冷たい」とする感覚。自民党は「構造改革」路線のもとで大企業に対し「あたたかい」政策を並べ、トヨタをはじめ各社に膨大な利益をもたらしてきましたが、今もまったく考えは変わっていないようです。
ちなみのこの林議員、同じ質問で子ども手当や高校無償化を否定する立場を表明。
まさに筋金入りです。
(若)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.03.04)
レクサス事故 遺族が提訴
【ロサンゼルス=時事】米カリフォルニア州南部サンディエゴで昨年8月、トヨタ自動車の高級車「レクサスES350」が急加速し、乗っていた4人全員が死亡した事故の遺族が2日、サンディエゴ郡の裁判所に損害賠償を求めて提訴しました。ロサンゼルス・タイムス(電子版)が伝えました。
同紙によると、事故当時、非番だった地元警察官のマーク・セイラーさん(45)は200キロ近いスピードで暴走中の車内から、「トラブルだ。ブレーキが利かない」と通報しましたが、その直後にほかの車に衝突。セイラーさんのほか、同乗していた妻と娘ら3人が死亡しました。
請求額は不明。
急加速の苦情
3300件超
米紙・死者58人
【ワシントン=時事】米紙デトロイト・フリー・プレス(電子版)は2日、トヨタ車の不意の急加速を訴える米道路交通安全局(NHTSA)への苦情件数が3300件を超えており、不意の急加速が原因で発生した可能性のある交通事故での志望者数が58人に達したと報じました。
トヨタが1月下旬に米国内でアクセルペダルが戻りにくいなどの不具合による大規模リコール(回収・無償修理)の実施を発表して以来、NHTSAに報告された死亡者数は2倍以上に増えたといいます。
苦情のすべてがトヨタ車の欠陥を意味するかは不明ですが、米政府や議会はNHTSAに寄せられる苦情を基にトヨタ車の急加速問題を追及しています。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.03.04)
資源を持たぬ日本の唯一の外貨獲得手段といえば「加工貿易」で、
加工産品の輸出力を支えるものは「技術力の高さ」という信頼性である。
先人たちが汗水垂らして苦労して、営々と築き上げてきた「日本製品」の「高品質」に対する実績と信頼を……
ただ一社で、すべてぶちこわしにしてくれた……トヨタ。
「冷たい気がする」どころじゃない。
私が首相だったら、国会に呼びつけて土下座させて、「この責任をどうしてくれる、他のすべての日本企業に多大な迷惑をかけたことを謝れ!」と、怒鳴りつけてやるね……
それが出来ないのが、現政府。
売国民死党。
(==;)★
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