社民党の案に
 わが目疑った

     岩手・八幡平市 AM(67歳)

 社民党がまとめた米軍普天間基地「移設」案が明らかになった。そこには、グアムやサイパンへの移設を最優先で要求しつつ、それが困難な場合として、国内の移設先が明記してある。
 その中に、北海道の苫小牧東部地域があった。
 一瞬、わが目を疑った。
 苫小牧市は、私の生まれ育った故郷だ。母校の校歌に「勇払(ゆうふつ)原野すえ遠く…」とあるが、この広大な勇払原野が苫小牧東部地域である。
 ここは、巨大開発で荒廃させられてきたが、この地にあるウトナイ湖とその周辺の湿地帯は、原野の原生的環境を残す貴重な場所であり、野生生物の重要な生息地でもある。
 なぜ、この地に米海兵隊基地なのか。「過去に検討された実績がある」というだけであり、情けない。
 社民党の歴史に新たな汚点を残そうとしていることを、自覚すべきだ。
 普天間基地の解決のためには、移設条件つきやたらい回しではなく、無条件撤去を求めて、米国と正面から交渉をおこなうことではないか。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.03.04)


 どっかにも書いた気がするが、むかし、私は「社会党支持者」で、土井さんの大ファンだった。

「ダメなものはダメ!」と言い切る彼女にぜひ! 日本国初の「女性首相」になってほしい!! ……と、もらったばかりの参政権をせっせと行使して、選挙のたびに社会党候補に一票を投じていたものだ。

(この点、昨年までの「民主党フィーバー?」と、ちょっと似ていた★)

 もはや、裏切られ続けて、虚しいばかりだ………………



 福島瑞穂よ、恥を知れ。
 ウチナー(沖縄)に不要なものは、
 アイヌモシリ(北海道)にだって、要らない。

 「ダメなものはダメ!」


 そう、きっぱりと言い切り「続けてくれる」政党を……、

 私は応援したい。



コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年3月4日13:13

 さらに言えば、現実的問題として、地盤の弱い湿原地帯である苫小牧原野に、重たい艦載機だの重たい燃料タンクだの……を満載する滑走路基地なんてものは、ほぼ建設不可能である★

(もし無理矢理つくるとしたら……それこそものすごい「環境大破壊」を覚悟で、何キロ平方にもわたる広大な土地を、「埋め立て」しなくちゃいけない★)



 ばかか? 社民党★

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