滋賀
 安土町議会リコール
 住民投票 合併強行許さず

 滋賀県安土町の合併問題で「民意を聞く必要なし」としてきた町議会の解散が14日の住民投票で決まりました。解散「賛成」は有効投票の過半数を占め、3月21日の合併期日を前に、住民は3度目の「民意を問え」という審判を下しました。
 議会解散を求めた住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」の白木敬介代表は「思った通りの結果です。新しい議会をつくって合併を中止しようという民意です。合併は決まっているというが、地方自治の根幹は住民のための政治だ。町議選には過半数をとれる候補を擁立したい」と話しました。
 近江八幡市との合併で住民は2年にわたり「民意を問え」と運動を続けてきました。
 町議会は、合併の是非を問う住民投票を否決。合併強行の前町長の解職請求成立が確実になったのに合併議決を強行。出直し町長選では「みんなの会」の大林宏代表が当選し、3回も住民投票などを提案。議会は1票差ですべて否決し続けてきました。
 投票結果は次のとおり。
  解散賛成 3044
  解散反対 2580
 (投票率56.18%)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.02.15)

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