朝鮮学校襲撃は許せない
SM(神奈川県川崎市)
2009年12月4日、人種差別団体が、京都朝鮮第一初級学校(小学校)に押し掛けた。団体は「学校が公園を不法占拠している」などと主張した。そして、拡声器を使って騒ぎ、物を壊すなどした。低学年の生徒の中には、「怖い」と泣き出す子どももいた。警備要請を受けて出動した警察官は、団体の行動を何ら規制しようとはせず、好き放題にさせた、という。
第2次世界大戦中、アメリカは日本人を収容所に入れて差別した。団体の行動はそのことを連想させる。関東大震災で、日本人は朝鮮人を虐殺した。日本と朝鮮人の間には、植民地支配という問題もある。これらは何も「解決」していない。ナチスの犯罪は、ナチスに反対しなかったドイツ国民の犯罪でもあったのだ。私たちはそのことを忘れてはならない。
連立政権および国際社会は、団体の行動を許してはならない。警察はこれでいいのか。子どもたちを怖がらせるような行為は、人間として許せない。右とか左とかいう以前の問題だ。日本にも「人種差別禁止法」が必要だ。日本は「外国人と共生する国」になるべきだ。
(婦人民主クラブ『femin』2010.01.25.日付号)
http://www.jca.apc.org/femin/
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