「人命を危険にさらした」
2010年2月2日 ★【 戦争 反対 】★ + ★【 圧政・強制 反対 】★イスラエル
軍、高官2人を懲戒
白リン弾使用、過失認定
【エルサレム=時事】1日付のイスラエル紙ハーレツによると、イスラエル軍は同日までに、約1年前のパレスチナ自治区ガザでの大規模軍事作戦において、不適切な状況で白リン弾使用を許可したとして、軍の高官2人に懲戒処分を下しました。
処分を受けたのは、昨年1月15日のガザ市での作戦を指揮した准将と旅団長。同軍部隊はイスラム原理主義組織ハマスとの交戦中、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の敷地がある方角に向けて白リン壇を発射し、UNRWA職員や一般市民に負傷者が出ました。処分の具体的な内容は明らかでありません。
国際法は、燃焼力が高い白リン弾を人口密集地に撃ち込むことを禁じています。同軍はこれまで、作戦での使用について「適切だった」と主張してきましたが、内部調査の結果、このケースについては「人命を危険にさらした」と過失を認めました。
国連の調査団は、昨年9月に公表した同作戦に関する報告書で「イスラエルとハマスの双方に戦争犯罪行為があった」と指摘。イスラエルは先月29日、これに反論する文書を国連の藩基文(パン・ギムン)事務総長に提出しましたが、その際、この処分についても報告したといいます。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.02.02.)
>不適切な状況で白リン弾使用を許可
そもそも白リン弾という非人道兵器を製造し保有すること自体が不適切なんであり、許可するに適切な使用状況などというものは存在しえない★
>准将と旅団長。
いちおう、「当該事件の最高責任者」に責任を取らせたという点では「トカゲの尻尾切り」よりは「ややマシ」と評価できるが。
上記、「製造と保有」の判断をしやがった馬鹿野郎はさらに上層部に存在すると思われるので、そもそも軍を監督するべき文民政府の側をも「処分」しなければ、意味がない。
>双方に戦争犯罪行為があった
そもそも、戦争という行為それ自体が、すべからく犯罪である。
以上。
あんど、おまけ。
米軍事会社
イラク政府へ贈賄の疑い
【ワシントン=時事】1日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、2007年にイラクで起きた米民間軍事会社ブラックウォーター(現Xe)警備員による縦覧謝辞県後、同社社員がイラク国内での活動継続を目的にイラク政府担当者にわいろを渡した疑いで米司法省が捜査中だと報じました。
乱射事件では市民14人が死亡、警備員ら5人が刑事訴追されました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.02.02)
とにかく、少しでも、訴追とか処分とか、告発とか、していって……
今後の悲劇を、未然に防げるように、なれればいいなぁ……☆
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