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 ユダヤ人虐殺の歴史と
 現代の人権結び教育を

 EU基本権機関報告

 欧州連合(EU)の人権機関である基本権期間(FRA)は26日、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)など、過去の歴史事実と現在の人権問題とを明確に関連付けた教育を学校や記念館で実施すべきだとの研究結果を発表しました。国際ホロコースト記念日(27日)を前にして訴えたもの。
 報告書は、EU域内のホロコースト記念館22施設での調査と、9カ国の教師・学生への聞き取りをもとにまとめられました。
 その結果、1カ所を除き記念館21施設がみずからの役割を単に歴史的事実を伝えるという狭い領域にとどめており、さらに、歴史的事実を現代の問題として理解させる橋渡し役として期待されているガイドや教師への人権分野での教育訓練が不十分なことが明らかになりました。
 報告は、過去について学び考察することが、現代社会が直面している課題についての議論に役立ち、両分野を関連づけることは極めて重要だと指摘。FRA事務局長のモルテン・キャーロム氏は、「この取り組みが成功すれば、欧州の青年は過去を理解し、共通の未来を創造することができるだろう」と強調。各国政府に対し、人権を教育カリキュラムに十分反映するよう注文しています。

(山田芳進)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.01.29.)


 日本にもまともな「人権教育」があれば、どっかのファシストでレイシストな民主党支持者のコピーライター氏みたいな、「誰それの人権は無視していい」なんていうアホ発言を、未然に封じられる。んだろうなぁ……★(嘆息)




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