変革の力。
2010年1月28日 くたばれ!カイザー(ん)!クウェート
初の女性議員
4人衆が奮闘
「イスラム教は男女平等の宗教」
【クウェート市=時事】2009年5月のクウェート国民議会(定数50)選で当選し初の女性議員となった4氏が法案策定や社会改革で奮闘、保守的なアラブ社会にあって女性の活躍や権利拡大を促す起爆剤になっています。女性の社会進出が遅れている他の湾岸諸国のモデルともなりそうです。
インタビューに応じた4氏は、マスーマ・ムバラク氏とサルワ・ジャサル氏、アシール・アワディ氏、ローラ・ダシュティ氏で、いずれも博士号を持つ教育や経済などの専門家。
議会教育委員会委員長に就任したジャサル議員は「子ども虐待や教育など女性ならではの視点で法案作成に関与できるのが最大のメリットだ」と、政治参加の意義を強調しました。
ムバラク議員は「(女性の進出を阻む)慣習や考え方を変えるのには時間がかかる」としながらも、4議員が「変革の力になっている」と強調。さらに、イスラム教のわい曲した解釈や伝統的な遊牧民気質が女性差別の要因と指摘し、「イスラム教は男女平等の宗教であり、イスラム国家でも女性の権利拡大に限界はない」との認識を示しました。
ただ、イスラム系議員ら女性の活躍を快く思わない勢力がいるのも事実。アワディ議員は昨年秋、髪を覆うベールを着用しなかったとして罰金を科されましたが、その後の訴訟で「ベール着用は女性個人の自由」との判断を勝ち取りました。
「女性は政治に不向きとの意見も一部にあったが、われわれの活動でこうした考えは変わってきた。意識変化が女性の権利拡大につながる」と話します。
女性議員の活躍について地元紙アッシヤーシィの女性記者エクバル・サレハさんは「女性議員に拒絶反応を示す男性議員もいたが、今は一議員として認められている」と評価します。ある男性記者も「女性が社会で活躍することは男性側の利益にもなる」と賛同しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.01.28)
>イスラム教は男女平等の宗教
浅学なのでイスラム教の教典であるコーランを通読したことは一回しかないが。確かにその中に書いてあるのは、「女には優しくしてやれ、殴っちゃいかん。納得するまで話して聞かせろ」とか、「女性(妻・娘)にも男性遺産の相続権はある」(※男性の半分とか3分の1の額ではあるが、とにかく「受け取る権利はある」)ことの保証など。むしろ従来の遊牧文化圏での「殴って強姦して子どもを産ませて育てさせて家事をやらせて、年を取って魅力がなくなり家事もできなくなったら使い捨て」という、ん?現代日本の大企業の話?と耳を疑いたくなるような傲慢にして身勝手きわまりない「男性論理」の放縦を、「規制」というか「戒める」内容であって……
コーラン(クルアーン)それ自体は、女性に対する差別を、強化するようなことは、書いていない。
ナザレの石大工イエスが、その布教活動において、既存宗教であるユダヤ教原理主義者たちの頑固頑迷な「常識」と折り合いをつけながら新しい人類愛の思想を説いて歩くのに苦労を重ねたのと同じように。
「預言者」ムハンマドも、くだらない「既得権益」にしがみつこうとする狭小な男どもの抵抗と、力加減をしながら、教義をすりあわせていった? のだろうねぇ………………(苦笑)。
とまれ、女性議員たちに乾杯!!
(^^)v
コメント