被災者への輸血のための
2010年1月26日 くたばれ!カイザー(ん)!(100128未明入力)
そうだろうとは思って(信頼して)いたけれども、やっと、詳報が出た♪
そうだろうとは思って(信頼して)いたけれども、やっと、詳報が出た♪
キューバ 医療チーム 活躍
ハイチ大地震
医師400人以上 1万3千回超す野外診察
大地震に見舞われたハイチの被災者救援に隣国キューバの医療チームが力を発揮しています。現在、400人以上のキューバ人医師が現地で救援活動に携わっており、その数は中南米諸国のなかでも群を抜いています。
欧米メディア
ほとんど無視
これまでに明らかになったところでは、外国からの救援チームは43カ国から計1918人。しかし、欧米の主要メディアはキューバの医療活動をほとんど無視しています。
キューバ外務省によると、同国の医療チームは22日までに、被災地近くに3カ所の野外病院を設置し、24時間体制で治療を続けています。首都ポルトープランスでは1万3000回を超える診察、1000回を超える外科手術を実施しました。
今後は幹線病のまん延を予防するために、特別チームの派遣を検討しています。
17日には10トンの医薬品と食料を送付。国営テレビによると、キューバの首都ハバナ市内の大学には、被災者への輸血のための献血コーナーが設けられ、学生たちが献血に応じています。
医師や教師を発展途上国に派遣して生活向上を支援してきたキューバは、パキスタン(05年)やインドネシア(09年)で起きた地震の際に医療チームを派遣。ハイチ地震でも直ちに支援体制を取りました。
キューバは地震発生直後、「人命を救うためにあらゆる国と協力する」(外務省)という立場を表明。米国と国交がないにもかかわらず、被災者救援にあたる米航空機がキューバ領空を飛行することを承認しました。
米軍が中心の
活動に懸念も
米国は、これまでに1万人を超える米兵を被災地やカリブ海上の空母に配置して、救援活動や治安維持にあたっています。キューバ政府の措置で、米国の支援活動の拠点であるフロリダ州から中継地点のキューバ東部・グアンタナモ米軍基地までの飛行時間は90分短縮されました。
米国は救援国のなかで最大規模の救援隊を派遣。同国の活動を歓迎する声がある一方で、救援隊の大部分を米兵が占め、米軍がハイチの空港や港湾の管制権を握るなど、過度に米軍中心の活動になっていることを懸念する声が出ています。
報道によると、民間救援団体の航空機がハイチに着陸しようとしたところ、米軍機の離着陸が優先され、隣国ドミニカ共和国への着陸を命じられる事態も発生。結局、陸路で医療器具を運ばざるを得ず、到着が24時間遅れたといいます。フランスやブラジルの政府が派遣した航空機も同様の措置を受けたケースがあり、両国は米国に抗議していました。
ベネズエラやボリビア、キューバなどは、米軍のハイチ駐留を永続化しないよう求めています。
(島田峰隆)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010,01.26.)
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