潮流

 沖縄の名護、辺野古の浜で聞きました。「基地の建設に反対して、いわゆる活動家でもないおばあさんが座り込んでいるんですけど、本土から来た記者がおばあに問いつめたんです。『そんなことして日米同盟にひびが入ると思わないか』と」
 22日の衆院予算委員会。岡田外相が答えました。「沖縄を訪れたさい、たしかに基地が多いと感じたが、米軍の抑止力で日本の安全が保たれていると感じた」。あの記者と外相、2人の感覚にどれほどの開きがあるでしょう。
 赤嶺政賢議員が言葉を返しました。「基地のもとで虫けらのようにあつかわれてきた県民に、思いをはせるべきではないか」。赤嶺さん自身、子ども時分から虫けらあつかいを目の当たりにして育ちました。
 銃剣と軍靴で追い出される住民。無惨に命を奪われた同じ年ごろの幼い女の子…。議場で、悲しみをこらえ激せず語りかけ、沖縄の心を説く赤嶺さん。聞きながら、心情がわが身に染みいり、涙で洗われるように心が澄み渡ってゆく感じを覚えました。真実をみる心と目を曇らせないように、と諭される思いさえも。
 「軍の論理より民の尊厳を」。赤嶺さんの心底からわき出てきた一言です。外相は、少なくともこう感じておかしくなかったはずです。「米軍の抑止力を感じたが、たしかに基地は多すぎる」。いくら日米同盟にしがみつくにしても。
 ちなみに、辺野古の座り込むおばあは、例の記者の問いにあっさり答えたそうです。

 「安保条約なんか、ない方がいいさ」




(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.01.24)


 虎の威を借る害務相が虎の顔色を伺って、
 自国の民の尊厳と、生命・財産を損なう。

 そんな害務省なんて要らないし、
 そんな民主党なんて、公約すら守る気がない、わけだし★




 ない方がいいさぁ~……☆






コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年1月24日13:37

 お湯が沸きましたので洗濯をしてまいります☆

 o(^^;)o””

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