(今日の・2-2)
 若者のページ アドバイス
 選挙権
 願いを届ける道
 昨年成人した FKさん(21)

 20歳になった新成人のみなさんには、選挙に行ってほしいと思います。夏には参院選があります。私たちの要求を実現してくれる候補者を当選させることができるのは私たちです。
 昨年9月、学費が払えず、北海道教育大学を中退しました。実家のある埼玉に戻り、バイトをしながら、4月から通信制の大学に通うつもりです。
 奨学金と月5万円の仕送りを受け、飲食店でバイトしながらの大学生活でした。北海道は時給が600円台と低く、どれだけ働いても貯まりません。冬に雪と寒さで体調をくずし、バイトができなくなりました。
 昨年6月、臨時教員の母が持病で倒れ、休業したことも追いうちをかけました。単位が足りず、奨学金が受けられなくなり、大学には学費の滞納者リストが張り出されて、大学生活を続けられなくなりました。
 昨年の衆院選は退学する直前でした。投票するだけではもったいなくて、日本共産党の候補者の運動員に志願しました。米軍への思いやり予算の一方で、1万円が払えずキャンプや研修旅行にいけない子どもがいることを伝え、貧困と格差をなくす共産党への支持を訴えました。
 お金がなくて、自分の行きたい道を選べない社会はおかしい。
 社会を変えていくのは私たちです。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.01.11)

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