(今日の・3)
 バナナ農家は
 泣いてないか

   東京・板橋区 KR(71歳)

 「この安値、誰かが泣いていなければいいが」と思って見たのは、店頭のフィリピン産のバナナの値段です。1房198円です。普段あまりバナナを食べませんが、妻に話をしたら、「買ってみれば」ということで、スーパーへ。ずしりと重さを感じます。
 レジでは、「これ1本変ですから取り替えましょう」という店員のやさしい気くばりもありました。1房14本で、1本14円余りの計算に。どうしてこんなに安いのか、疑問になります。
 フィリピンは昨年、台風の被害が一度ならず報道されました。バナナ園は大丈夫だったのでしょうか。
 今、私の前に国産のリンゴがあって、もし1個20円とか30円であれば、私はその理由を確認します。理由によっては買うのをやめるかもしれません。バナナは生産者の顔が見えませんので、複雑な気分になります。
 青みがかったバナナは2日ほどで黄色になり、味もいちだんとよくなり妻と私の昼食になりました。
 バナナ園の労働者が泣いていないことを祈りつつ、労働者の状況を知りたいと思いました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.01.07.)


>理由によっては買うのをやめるかもしれません。
>労働者の状況を知りたい

 こうした視点を常に保ち続ける知識と良識のある党員さんが多く所属している日本共産党にはしくれのしたっぱの反主流派ながらも参加していることを誇りに思う。



>バナナは生産者の顔が見えませんので、

 私は、「1本100円」より安いものは「怪しいものは疑え」として、買わないことにしている。
 原則として、とにかくオーガニック農法のもので、人権侵害で悪名高い企業(ドールとか)で「ないところ」が輸入したもの。しか買わない☆

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