(今日の・1)
……合掌………………。
二重被爆者
山口彊さん死去
広島、長崎で被爆し、「二重被爆者」と公式認定され、核兵器の脅威と廃絶を訴えた山口彊(やまぐち・つとむ)さんが4日午前5時38分、胃がんのため長崎市内の病院で亡くなりました。93歳でした。長崎市出身。葬儀は近親者で済ませました。
三菱重工業長崎造船所に勤めていた1945年8月6日、出張先の広島で被爆。大やけどを負い、長崎に列車で戻ってきたところ、9日に再び被爆しました。
約5年前から被爆体験の継承に積極的に取り組み、2006年8月に米ニューヨーク国連本部での記録映画「二重被爆」上映会に出席。核兵器廃絶を広く訴えました。
09年に被爆者健康手帳に長崎での被爆に加え、広島での被爆体験も記載され、行政が公式に「二重被爆」と認定しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.01.07.)
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