(今日の・1)
「名ばかり管理職」に残業代
 二審も支払い命令
 東京高裁

「名ばかり管理職」扱いされ、残業代が支払われなかったとして、ソフトウエア開発会社「東和システム」(東京)のシステムエンジニア3人が支払いなどを求めた控訴審判決が25日、東京高裁でありました。原田敏章裁判長は、管理職にあたらないと認めた東京地裁判決を支持し、残業代の支払いを命じました。
 ただし、管理職手当を残業代とする社内規定がないにもかかわらず、残業代の一部だと判断し、未払い残業代を減額しました。
 原告は、電算労コンピュータ関連労働組合東和システム支部組合員で(略)の3氏。課長代理職でしたが、監督権限もなく、残業が月200時間にものぼる原告もいました。
 一審判決は、部門全体の統括的な立場になく、部下に対する労務管理上の決定権や出退勤の自由もないと指摘。残業代の支払い義務がない労働基準法の「管理監督者」にはあたらないとし、今回の高裁判決も会社側の主張をすべて退けました。
 判決後に記者会見した鴨田哲朗弁護士は、「チェーン店の店長に限らず、ごく普通の末端の管理職にも残業代を請求する権利があることを、改めて認識してもらうきっかけになる」と指摘しました。
 古林さんは、「この判決をきっかけに、同じ立場にいる多くの人が声を上げ、残業代を勝ち取ってほしい」と話しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.12.26.)


 ふむ♪

 素晴らしい
 クリスマス・プレゼントだね♪

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