(今日の・2)
 イラン
 治安部隊、市民と衝突
 子どもを殴打の情報も

【カイロ=松本眞志】イラン第3の年イスファハンでは23日、治安部隊と改革派を中心とする市民が衝突しました。ロイター電が入手した現地市民の電子サイトが伝えました。
 これによると、イスファハンでは最近死去したモンタゼリ師を悼んで支持者らが街の中心部に結集。これに対して治安部隊が催涙弾や警棒を使用する実力行使に出ました。多数の負傷者や逮捕者が続出し、女性や子どもが治安部隊兵士によって殴打されたもようです。衝突が他の都市でも発生したとの情報もあります。
 現在、イランでは外国メディアの直接取材が規制されており、市民の電子サイトが伝える集会の正確な規模や内容、弾圧被害者全体の様子などを直接確認することが不可能な状態です。
 一方、国内の政府系メディアは事件の存在を一様に否定。国営イラン通信は、「治安部隊との衝突はなく、少人数の市民の集まりが一般市民によって解散させられた。衝突事件の情報は西側メディアの心理作戦だ」とのイスマイル・イスファハン州副知事のコメントを報じています。アハマディネジャド大統領は、市民のこうした集まりは「違法」だと表明しました。
 モンタゼリ師は故ホメイニ最高指導者の後継者候補の一人とされました。政権運営をめぐってホメイニ師と対立し、パーレビ政権の政治囚の処遇を批判したために候補資格を奪われました。同師に代わって現在のハメネイ師が就任。以後、モンタゼリ師は政界から遠ざけられてきました。
 今年6月の大統領選挙をめぐっては、現職大統領側の「不正行為」を告発する国民への弾圧を批判し、改革派勢力から支持されてきました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.12.25.)


>衝突事件の情報は西側メディアの心理作戦だ

 やましいところが無いって言うんだったら、外国メディアの公平な取材を受け入れてみやがれッ!! (怒)




 ……に、しても……
 中国/チベット問題「以外」の場合は、
 ちゃんと「両論併記」して、

「市民による電子メディアの情報」も、
 ちゃんと載せるんだよねぇ……

 赤旗……………………(--;)★

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