(今日の・2)
 米国が配備の戦術核兵器
 独から撤去の可能性
 駐日大使言及

 フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ大使は15日、都内での記者会見で、ドイツなど欧州諸国に配備されている米国の戦術核兵器について、「時代遅れの武器で、ドイツなどに置く必要はないことでは、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国も米国も、一致している」と語り、近い将来、ドイツなどから核兵器が撤去される可能性に言及しました。
 記者会見での質問に答えたもの。同大使は、ドイツ世論は同国からの核兵器撤去を求めていると述べ、「(ウェスターウェレ独外相は)ドイツにある核兵器は、冷戦下でのみ意味をもったものだったと米国側に通告した」と語りました。
 その上で、戦術核兵器撤去の問題は政治的な問題ではなく技術的な問題で、「どのように撤去を進めるかが問題となっている」との認識を示しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.12.16.)

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