(今日の・9)
 エジプト
 文化財返還求め
 国際会議を準備


【カイロ=時事】エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は6日、AFP通信に対し、イタリアやギリシャなどを招いて、外国の博物館に収蔵されている文化財の返還を求める国際会議の開催準備を進めていると明らかにしました。

 同事務局長は「まだ日取りは決まっていないが、会議の準備を進めている」と語りました。エジプトは、ロンドンの大英博物館に収蔵されている古代エジプト文字が刻まれた石碑ロセッタストーンなど6点の貴重な文化財の返還を求めており、国際会議により返還への圧力を強める狙いがあります。
 エジプトはこのほか、ベルリンの「新博物館」にある古代エジプト王妃ネフェルティティの胸像の返還も要求しています。
 ギリシャも、パルテノン神殿に飾られていた紀元前5世紀の大理石製の帯状彫刻「パルテノン・マーブル」のほぼ半分を収蔵している大英博物館に返還を求めています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009,12.09.)

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