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「エコナ」など特定保健用食品
 発がん促進の疑い

 認可取り下げと
 一時販売停止を

 主婦連が厚労省、消費者庁に要望

 主婦連合会(山根香織会長)は11日、健康エコナクッキングオイルなどの特定保健用食品としての認可取り消しと、一時販売停止の要望書を、厚生労働省と消費者庁などに提出しました。
 「エコナ」など「高濃度にジアシルグリセロールを含む食品」の安全性については、厚労省および食品安全委員会が03年以降、動物実験やリスク評価(健康影響評価)に取り組んできました。これまでの実験では、ラットによる乳腺腫瘍の発生増加や、マウスによる皮膚発がん促進の疑いなど、消費者にとって看過できない結果も報告されています。
 さらに今年7月には、新たに遺伝毒性をもつ発がん物質「グリシドール」を生成する可能性がある「グリシドールエステル」が、不純物として高い値で
含まれていることがわかりました。
 こうした中で、「エコナ」を特定保健用食品として推賞・販売され続けていることは重大な問題だと強調。
 ▽特定保健用食品としての認可取り消しと一時販売停止
 ▽消費者にわかりやすい情報提供
 ▽消費者の健康影響調査の検討、
 など6点にわたり要望しました。花王に対しても、一時販売停止や情報提供を求めています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.09.15.)

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