(今日の・3)
民・自 パーティーラッシュ
「大枚お持ちいただいて…」
年の瀬が迫るなか、民主・自民両党の国会議員が会費1~2万円の政治資金集めパーティーを相次いで開いています。パーティー券の大口購入者は企業や業界団体。民主党は先の総選挙でパーティー券購入を含む企業・団体献金禁止の公約を掲げましたが、依然としてまったく野放しです。
(略)1日には、東京・永田町周辺の高級ホテルで民主2人、自民3人の国会議員が一挙にパーティーを開きました。
このうち、民主党の大島九州男参院議員のパーティーは会費1万円。「事業仕分け」を指揮した仙谷由人行政刷新担当相を講師に、「立正校正会」や学習塾業界の関係者ら約300人を集めました。仙谷氏は「大枚をお持ちいただいて」と露骨に感謝を表しました。小沢一郎幹事長は15日に今年2回目の「政経フォーラム」(会費2万円のパーティー)を開く予定です。
自民党も「企業献金そのものは悪ではない」(大島理森幹事長)と公言するなど、企業・団体からカネを集めることになんの引け目もありません。
11月25日には日本経団連の組織内擁立議員の加納時男参院議員が都内のホテルでパーティーを開催。原子力発電の旗振り役の同氏を支援する電力関連業界の関係者ら1000人以上がつめかけました。(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.12.04.)
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