米軍への貢ぎ物の量はそのまま、
2009年11月29日 くたばれ!カイザー(ん)!(今日のNEWS・3)
ピントはずれ
事業仕分け人
富山・高岡市 KA(64歳)
事業仕分けで、「米軍への『思いやり予算』も議論に」との報道に、「おっ! これをやめるか、削減なら拍手」と期待しました。
が、その結末は、「米軍基地で働く日本人労働者の賃金を減らす方向」で見直すというもの。米軍への貢ぎ物の量はそのままに、日本人労働者の賃金を減らすとは! いったい、この仕分け人たちはどこの国の回し者でしょう。悲しいほどにピントがはずれています。
「軍事費・自衛隊装備品予算は仕分けにはなじまない」と、仕分け人たちが口裏を合わせたように発言し、「仕分け」を逃げました。「政治判断に任せる」と。
ほかの事業では、「なぜその予算が必要なのかの説明責任がある」と強く迫りながら、軍事費となると、「政治判断」という理由で丸投げです。これを私たちは「聖域」とか、「タブー」と言います。
一方で、科学技術予算には乱暴に踏み込んでいます。ここに民主党政権の立ち位置や「友愛」の限界が表れていますね。
なぜ「軍事費が聖域」なのか? まともな説明はできないでしょう。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.11.29.)
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