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 英国・北アイルランド
 武装組織 暴力放棄へ

 ダブリンからの報道によると、英国北アイルランドの武装集団「アイルランド国民解放軍」(INLA)は11日、年内に武装解除すると表明しました。政治部門であるアイルランド共和社会党がダブリン郊外での集会で発表しました。
 1937年のアイルランド独立で英国の統治下に残された北アイルランドでは、英国からの分離を求める少数派のカトリック系住民と英統治の継続を求めるプロテスタント系住民が対立。両派武装集団によるテロや英国治安部隊との戦闘で、98年のベルファスト合意成立までに約3600人が死亡したとされます。
 INLAは、カトリック系の武装集団「アイルランド共和軍(IRA)暫定派」から75年に離脱した組織。79年にサッチャー首相側近を英国議事堂付近で爆殺したほか、これまでに民間人や自派メンバーを含む119人を殺害。密輸や麻薬取引など犯罪にも関与しているといいます。
 今年に入って親英とされる武装組織2派も、武装解除を表明しており、アイルランドのマーティン外相は、武装活動停止は「歓迎すべき展開だ」と述べました。
 現在北アイルランドでは「リアルIRA」を名乗る武装集団が暴力行為を続けており、3月には英軍兵舎が攻撃され兵士2人が殺害されています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.10.15.)


 喜ばしいニュース。
 和平に向けて、一歩前進♪

 武装集団に問いたい。自分の命を危険にさらして、周囲の無関係者を巻き込んで、たった、ほんの、一人や二人を殺害してまわって……

 それで、本当に、「独立」が……

 果たせるなんて、信じて、行動してるの????? 

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