「家のお片づけ」の懸案事項の一つについて、mixiで聞いてみたら、意外な知識が増えました☆
 (^^;)

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こちらミクシィ探偵事務所 トピック
 11/17 鼈甲(べっこう)の再利用(できれば換金)方法について。
 2009年11月17日 23:39 歌いながら大地を歩く

 家の片づけをしていたら、祖母の形見の「嫁入り道具」だった和式の髪飾りセットの残骸が出てきまして、てっきりプラスチック製だと思って無防備に紙箱に入れたまま放置していたやつが……。

 なんと! 謎の虫(小さいむくむくした足のないノミみたいなやつ)に、
 喰われている!!

 !(@@)!

 ……どうも、本物の、年代物で値打ちもので、天然物の「鼈甲」(ベッコウ=亀の甲羅から採った天然樹脂の加工品?)だったらしいです☆

 <(--;)>” あぁ、もったいないことを……★ と、反省することしきりなのですが、すでに幾つか虫に食われてしまってますので、骨董品(美術工芸品)としての価値は失われています。

 とはいうものの、無事なものも何点かありますし、たしか、鼈甲って、最近の技術だと、「溶かして再形成して再利用」とかも……できたはず??

 と、思って「鼈甲 再利用」でぐぐってみたら、中国語の記事しかヒットしませんでした……☆ 読めません☆

 どなたか、日本国内で、骨董品の「鼈甲」のリサイクルの受け付け(または買い取り?)をしてくれるような団体さんとかメーカーさんとかの連絡先をご存じないでしょうか?

 貧乏なので換金できると嬉しいのですが、それがダメなら、現にカメの保護活動とかしてるNGOの活動資金などに役立てて頂ければ最高です。

 よろしくお願いいたします。



コメント(10件)[1]全てを表示 最新の20件を表示

1 2009年11月18日 00:01 ゆうぜん

http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%F3%E8%B9%C3&auccat=0&alocale=0jp&acc=jp

ヤフーオークションで売るというのはいかがでしょう?

セルロイドの偽物でさえけっこう入札が入っていますし
加工する方もみると思うので虫食いがあったとしても売れると思いますが・・・



2 2009年11月18日 08:03 ゆた

古道具やさんで普通に買い取ってもらえますよ。ただ、鼈甲の櫛はそんなにすごい値はつかないです。鼈甲そのものはまだまだ、たくさん残っているので。それよりも、その櫛にほどこされた装飾に価値がある場合があります。

できれば、リサイクルショップみたいなところでなく、プラスチックと鼈甲の区別をつけてくれそうなお店に持っていくのがおすすめです。



4 2009年11月18日 10:51 TargetZone!

メガネ・宝石店に居た時にべっ甲製品色々あったっけなぁ・・・
ビックリするくらい高い物もありますよねべっ甲。

ちなみに、鼈甲(べっこう)はタイマイという亀の甲羅の加工品ですが、溶かしたり抽出した樹脂ではなく、ほぼ甲羅そのものと思って良いです。

白い(アメ色)であるほど高価とされ、茶色くなるに従い価値は低くなっていきます。
(模様の入り方によっても価値は変動する)

※余談ですが、落語家のショウヘイさんのトレードマークのあのメガネがもし、べっ甲であればトンでもない価格になります。
(私の取引先だった職人さんの所では100万は軽く越す事になると見積もっていました)



グーグルで検索する際には漢字で鼈甲と入れるより、
「べっ甲 修理」「べっ甲 再生」などと入れたほうが日本語の記事にヒットしやすいと思います。

買取は・・・・金/プラチナ地金のような買取は聞いた事が無いので何ともいえませんが、美しい状態であれば、その物によってリサイクルショップレベルから美術品レベルまで色々なので何ともいえません。

べっ甲職人さんによっては、修理用の材料として欲しがるかもしれません。
(べっ甲の修理は色が合うべっ甲を張り合わせていく方法)

私も店頭で「使わなくなったべっ甲製品を買い取って欲しい」という相談を受けた事がありますが、あいにくお受けする事は出来ませんでした。


ご贔屓にしている呉服屋さんやべっ甲職人さんなどで相談するのもいいかもしれませんね。
綺麗な状態でしたら手っ取り早く現金化するのは質屋さんですが、今回は状態が芳しくないようなので質入れは難しいでしょう。




宝飾品を扱う仕事をしていた身としては、もう手に入らないべっ甲製品、それもご家族の遺品ということでしたら、形見としてキチンと保管される事のほうが、受け取る僅かな金銭よりも大きいような気がします。

修理をして、特別な日に使うというのも素敵ではないかと思います。


宝飾工芸品は相当特別なものでない限り、中古品は本当に二束三文にしかなりませんので・・・・金銭に換えるのはあまりオススメではないですよ。



5 2009年11月19日 00:15 歌いながら大地を歩く

 みなさん丁寧なアドバイスをありがとうございます。

 色はとてもきれいな透き通った黄色(飴色?)です。それだけに、「もう使わないから捨てる!」という母(祖母の実の娘)から奪い取ってきて、うちに保管(?)していたのですが。

 祖母の「お嫁入り」の頃(戦前)までは結構な大金持ちだったので、たぶんそれなりに「良い品」なのですが、戦後どんぞこまで没落してまして、今では着物(和服)の一着すら家族の誰も持っていない状態なので、使いようがないんですよね……。

 誰か、価値のわかる人に売り払って「再利用」してもらったほうが、と思ったのですが……。

 飾り簪にてんこもりの「めでたもの装飾」としてついていた、腕のいい職人さんの手作業であろう細かい彫りの鶴とか亀とか松とかは分解というか取れちゃってるので、根付けや携帯ストラップとかに改造?して、「日用品」として愛してあげたほうが、「活かす」ことになるのかも知れませんね☆

 櫛本体と、コウガイ(<漢字が出ない☆)や、修理材に使えそうな破片?とかについては、古道具屋さん?か、オークションの線をあたってみようと思います。

 ありがとうございました♪

 (^^)v



6 2009年11月19日 00:35 TargetZone!

透き通った黄色(アメ色)!!!多分我々が白トロと呼んでいた物ですね!
御祖母様はかなりのお金持ちだったようですね。
なかなか出てきませんからね、白トロは。

タイマイの大変希少価値の高い部位だけを集めて作られた物ですよ。

もし、引き取り手が居なかったりした場合は、キチンとした保管方法で現状保存し、余裕のある時に職人さんの所に持ち込んで根付や装飾小物(ブローチなど)に再加工してもらうのも素敵かもしれません。

どんな風にするにしても、元の持ち主である御祖母様への報告をしてあげましょう。



7 2009年11月19日 07:07 エルビス ξ

余談だけど、笑瓶の黄色いメガネは「10万円くらいした」って
こないだリンカーンて番組で言ってたよ。



9 2009年11月19日 14:02 TargetZone!

>7 エルビスξ 様

「もし、べっ甲なら」って言うのを職人さんと話したのですが、やはり違いますか。
アレがべっ甲なら相当な物だけど、噺家さんだからもしかしたらねーって言ってたのですが。
(実際にあんな感じの色のべっ甲がかなりの上モノです、メガネに仕立てた物が稀に売れてるらしい。私も7年間で1度しかメガネは見た事無いです)

フレームが10万だったら他の素材でオーダーメイド製作が色々あるのてそちらでしょうね。



10 2009年11月19日 14:07 歌いながら大地を歩く

 「白トロ」ですか。なんだか美味しそうな……☆

 祖母の父(私の曾祖父)は土地の名士で、無所属で国会議員まで(一期だけ)務めた人で、今でも土地の農協前にはその功績を讃えて金ぴかの銅像(!)が立っている……というような大人物?だったので、とても可愛がっていた(らしい)自慢の美人の末娘の嫁入り支度には、それなりの大金をつぎ込んだものと思われます。

 が、その曾祖父が「見込んで選んだ」(らしい)「娘の婿」が、国策戦争に内心で反対してたりして、特高警察に目をつけられちゃったりする「アカにかぶれ」てまして……(苦笑)
 戦時中は、村八分?すれすれの憂き目に。

 戦後は、市立図書館長という職に就いて、それなりの地位と収入は得ていたはずなんですが、若い頃の無理がたたってか、私の母が中学生だった頃に健康を害して失職し、無収入になってしまいまして……。

 祖母は、「お父様の横暴で、貧乏書生に泣く泣く嫁がされた」と嘆きながら4人の子育てをして、そのうちの一人を戦時下の栄養失調で亡くし、お嬢様時代の手すさびにと習ったはずの毛糸編みの芸で、手内職で夜なべしてセーターを編んで売って娘たちの高校の学費を支払ったり……して、経済的な苦労を重ね、老後は見る影もなく落剥して、ほぼ無一文の、ガラクタしか残らない状態で、寂しい一生を閉じました。

「戦後のタケノコで金目のものは全部売り払っちゃったから、もう何も無いわよ!」と、物の値打ちのわからない無学な母や伯母たちは、一切合切を調べもせずに「燃えないゴミ」として市の業者さんに出してしまったんですが……★

 一部、どうしても、「これは捨てちゃだめ!」と叫んで私が引き取ったもの(壊れかけた鼈甲の簪とか、人間の髪を使った特大「市松人形」とか)だけが、手元に残っております。

 そうですか。燃えないゴミ、どころか、とんでもない値打ちもの? だったんですね……。

 祖母が、嫁入り支度だったそれらだけは、戦中戦後の困窮生活の中でも手放さなかった、良家のお嬢様だった最後の栄光の思い出?の品として、大事にしていたのだとすれば……



 う~ん……。



 処分。できませんね……★(--;)☆




 大事にして、「供養する」方向で、保管したいと思います。


 ありがとうございました。




  


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